2006年10月14日と15日に岐阜市のメモリアルセンターでコルモラーニ2006が開催されました。
さらに画像がありますので
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ニ日目には旧車王国でおなじみの「ek-10stとやま」さんのマーチスーパーターボや岐阜の珍しいマーチ・ターボの愛好家や、MR2のユーザーを交えてミニ・オフ会が開催されました。
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この主催は「モーターフェスティバル コルモラーニ2006世界一くるまの王国フェスタ実行委員会」という長い名称ですが、実際は岐阜県・岐阜市・大垣市・各務原市とこれらの地域の商工会議所や観光協会など多数の団体の協力を得て、実際の運営はフィオレンティーナ470クラブが主体となって開催されている行事で、公的な助成を得て開催されているという点が特徴です。
コルモラーニは岐阜のシンボルである鵜飼の「鵜」を意味しているイタリア語でフィオレンティーナはラテン語の「花」を意味です。
参加車両は公式プログラムによると、約160台で、メモリアルセンターの広い芝生にクラシックカーやスーパーカーなどが展示されオープニング・セレモニーには古田県知事のスピーチもありました。
一日目の午前には岐阜市内を走るフィオレンティーナ・コルモラーニ・パレードがあり、午後はメイン会場の岐阜会場からコルモラーニ・ランと称して、関市、道の駅平成、美濃市をめぐるドライブが行われました。
同時に大垣市と各務原市の会場からそれぞれメイン会場に向けたコルモラーニ・パレードが行われ、初日の夕方にはメイン会場であるメモリアルセンターにすべての車両が勢ぞろいし、夜は都ホテルでパーティが開催されました。
ニ日目は初日同様に市内を走るフィオレンティーナ・コルモラーニ・パレードがあり、午後は車両の展示が行われました。
一般の観客も多く天候に恵まれて素晴らしいイベントでした。
ニ日目には旧車王国を閲覧しておられるマーチスーパーターボや珍しいマーチ・ターボの愛好家や、MR2のユーザーを交えてミニ・オフ会が開催されました。後半に画像を掲載しました。
[003] デトマソ グアラバルケッタ(1996 イタリア/愛知)
フロントウインドウも無いために、まるでバスタブのような印象であるのに驚く。
車幅が非常に広いのも特徴で、実物は画像よりも非常に大きく感じる。
後方の[229] はシボレー C−3500(1992 アメリカ/滋賀)で、リアのトレッドが非常に広く、前方からみると後ろにトレッドの広いトレーラーを引っ張っているのではないかと錯覚する。
[004] ポルシェ 911・model 964(1991 ドイツ/岐阜)
[006] トヨタ S800(1966 日本/岐阜)
後方の[230]スバル・サンバー(1956 日本/愛知)は荷台に搭載した発動機を始動したデモンストレーションが注目を集めていました。
[007] オースチンヒーレースプライトMK1アシュレーGTS (1959 イギリス/岐阜)
[008] マツダ 三輪トラック (1973 日本/愛知) その右側は[207] 三菱 コルト(1969 日本/福井)
左端のマツダ三輪トラックのオーナーは山高帽子を被り、皮製の乗馬ズボンに地下足袋で車とコーディネートした装いです。
[014] ポルシェ カレラ(1989 ドイツ/兵庫)
旧車国王のポルシェです。
[016] マツダ キャロル360(1968 日本/岐阜)
リアのエンジン・ルームは左側にラジエーターを置き、横置きの4気筒エンジンが見えます。
軽自動車でありながら4気筒を搭載して誇ったのは良いのですが、重量が重くなり走行性能を低下させる結果になりました。
[021] メルセデスベンツ(1968 ドイツ/岐阜)
素晴らしいコンディションの縦目のメルセデスベンツ(「羽根ベン」とも呼びます)のセダンです。
新郎新婦と花嫁の両親という設定でしょうか。家族そろってのドレスアップとマッチしています。
下の画像は二日目の画像です。画像をよく見てください。前日と違った衣装でドレスアップして登場というのは素晴らしいですね。
今回のイベントのエントラントは車を主役として参加した人が多かったと思いますが、車を添え物にしてエントラントが主役になるという
新しい楽しみ方があることを知りました。クラシックカーを一家で和やかに楽しめる家族はうらやましいと思いますし、今後このような楽しみ方をしたいものだと思いました。
[032] ジャガー EタイプSr2ロードスター(1968 イギリス/愛知)
クラシックカーラリー用にツイントリップや時計などが装備されています。
[033] ジャガー EタイプSr3ロードスター(1972 イギリス/愛知)
ユニオンジャックの傘をさすなどなかなか凝っています。
[204] RRシルバークラウド3フライングスパースポーツサルーン(1966 イギリス/愛知)
手前の車はミツオカの「オロチ」です。
ロールスロイスの先にはフェアレディZ432が見えます。
[206] モーガン プラス8(1966 イギリス/岐阜)
[208] BMW イセッタ(1960 ドイツ/京都)
後輪のトレッドが極端に狭い4輪です。2サイクルのエンジンで、前から乗り降りする変わったデザインです。
[212] トヨタ カセルタ(2001 日本/三重)
トヨタのモデリスタから販売されているMR-Sベースのカスタムカー。
[216] ホンダ S600 (1966 日本/岐阜)
隣の黄色は[218] ホンダ S800 (1967 日本/岐阜)です。
[227] 光岡 オロチ (2006 日本/東京)
最近発表された国産のスーパーカーです。スペース・フレームにFRPボディの構造でトヨタのエンジンを搭載しています。
[228] ポンテアック ファイアーバード(1970 アメリカ/岐阜)
[304] デトマソ パンテーラGT-4(1971 イタリア/大阪)
[305] ライレー エルフマーク3(1969 イギリス/静岡)
[306] ニッサン フェアレディZ 432 (1971 日本/岐阜)
[316] ポルシェ 356A (1971 ドイツ/岐阜)
珍しいツイントリップ(レトロトリップ2)が装着されています。
トリップメーターやラリーコンピューターについてはこちらを参照してください。
[501] トヨタ 2000GT(1970 日本/岐阜)
[502] トヨタ 2000GT(1967 日本/東京)
[503] トヨタ 2000GT(1967 日本/埼玉)
[504] トヨタ 2000GT(1967 日本/東京)
[505] トヨタ 2000GT(1969 日本/東京)
[506] トヨタ 2000GT(1967 日本/群馬)
[507] トヨタ 2000GT(1969 日本/東京)
[508] トヨタ 2000GT(1967 日本/愛知)
[509] トヨタ 2000GT(1970 日本/東京)
トヨタ2000GTが9台も一堂に会するのは珍しい。前期型と後期型の違いを良く見て欲しい。
[515] ニッサン セドリック・スペシャル(1964 日本/岐阜)
[516] いすゞ 117クーペ(1977 日本/富山)
[523] メルセデスベンツ 600(1973 ドイツ/愛知)
[524] ロータス エスプリS4 (1994 イギリス/愛知)
[526] マセラティ グランスポーツ(2006 イタリア/岐阜)
[533] フィアット ジャンニーニ590GT(1967 イタリア/岐阜)
短い時間でしたが有意義な情報交換のチャンスでした。
奥からマーチ・ターボ、真中が「ek-10stとやま」さんのマーチスーパーターボ、手前がMR-2
マーチ・ターボはフォグランプがバンパー下に装着されており、ボンネットの形状が異なっています。
さらに、ランプの形状がわずかに異なり、グリルの形状も異なります。
スーパーターボとマーチ・ターボのリア・ビューです。
スポイラーの位置とバックランプの位置が異なっているのがわかります。
珍しいマーチ・ターボのエンジンルームです。
スーパーターボと良く似ているのがわかります。実際に両車の間にはエンジン関係の共通部品もいくつかあります。
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