ラリー・コンピューター(ラリーコン、ラリコン)とトリップ・メーター博物館
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ラリー用の機器
昔はラリー用の機器も少なくチョイスは限られていた。
関東精器(KS)のシングル・カウンターが入手の容易であることと手ごろな値段の点から汎用されていた。
ハルダ製のツインマスターは1970年頃でも数万円と高価でなかなか手が出なかった。
ハルダはスウェーデンでタクシー・メーターなどを作っている会社で、ツイン・マスターは
モンテカルロ・ラリーやサファリ・ラリーなどの出場車に装着され定番の品であった。
その後関東精器(KS)からはハルダのツインマスターを真似たツイン・カウンター(KSツイン・トリップ)が
発売された。価格はハルダの半額以下で、ノブは大きいく、頑丈に出来ていたのは良かったが、二つの
トリップを瞬時に切り替えるためには両手を使わないと出来ないとか、補正機能が無いなど操作性と機能性は
ハルダよりかなり劣っていた。
市販されていたトリップメーターはスピード・メーター・ケーブルに接続する機械式のものばかりであり、
ラリー競技中にスピード・メーター・ケーブルが破損するトラブルが多いために、ミッションから分岐ギヤまでを
タクシー用の強化ケーブルで接続したり、ミッションの出口で分岐ギヤを入れてケーブルをダブルにした。
分岐ギヤには平型という平行に分岐するものと、直角に分岐するギヤがあった。

スピード・メーター・ケーブルのトラブルを避けるために電気式のトリップ・メーターを自作したことがある。
スピード・メーター・ケーブルの端にカムを取り付け、カムでマイクロ・スイッチをON/OFFさせ、その信号で
電磁式のカウンターを作動させることにした。この方法によって簡単にツイン・トリップでもトリプル・トリップでも
作ることが出来るし、何よりケーブルの引き回しやトラブルが無い。グッドアイデアだと思って実際にやってみたが、
電磁式のカウンターの作動音がやかましく、とても使用に耐えられなかった。しかしながら、ここに紹介したように
一部には電磁式のカウンターを使用したトリップ・メーターが市販されており、筆者の使用した電磁カウンターが
やかましかっただけらしい。

一方ハルダからスピード・パイロットという機器が発売され、モンテカルロ・ラリーやサファリ・ラリーの
出場車に装着された。これは1週間巻きの時計に指示速度入力ダイヤルと、トリップ・メーターがついたもので、
左側にスピードメーターと類似のデザインで指示速度を設定する指針と距離計があり、右側は時計とともに、同芯で
早遅を示す指針があり、指示速度からのズレを示すことが出来た。
つまり、長針とスピード・パイロットの赤い針が重なっていれば早遅ゼロという仕組みで、時計の針とのズレで早遅を
示して人間工学的に非常に使いやすい機種である。
現在のラリーコンピューターがデジタルであるのに対してアナログなラリーコンピューターであると言える。
スピードパイロットの内部構造は速度指示したものを円錐形のローラーとディスクで連続的に可変して伝達比を変え、
距離計の数値をそれに応じて変化させ、時計の針と同心に示すようになっており、非常に巧妙な作りになっている。
修正もアナログ的であるが、±数パーセントの調整も出来た。
使い慣れるとこれだけで少ない減点でラリーをすることも出来、操作性も良好で非常に巧みに設計さた名品である。

日本アルペンラリー中止と石油ショックを機会に筆者はラリー出場と開催に加わるのを止めたので、その後の
デジタル・ラリーコンピューターの進化には疎くなったが、数年前にラリーコンピューターを入手して以来、いろいろな
ラリーコンピューターをコレクションし、このホームページの充実を目指している。
所有しているものに加えてこの機会に日本で販売されたラリーコンピューター(ラリーコン、ラリコン)と世界各国の
ラリーコンピューターとトリップ・メーターを網羅して紹介したい。
まだ入手できていないものについてはぜひ無償で提供、または安価にお譲りいただきたい。

型式
メーカー
画像特徴サイズ
重量
備考
ハルダ・
スピードパイロット
ハルダ・
ハルデックス社

マークWとかマークX、スポーツ・スペシャルなどいろいろなモデルがあリ、ノブも3個のスタンダード・モデル、4個のモデル、そして5個ノブのついたスポーツ・スペシャルがある。
初期の製品はフレームが角が丸いつや消しのようなクローム仕上げになっている。
5個のノブのついたスポーツ・モデルの左上のノブは1/2、1/1、OFFの切り替え、左下のノブはトリップ・メーターのリセット、真ん中のノブはそのまま回すと指示速度のセット、引っ張ってファイナル・タイム表示(早遅表示板)の指針を時計の長針と合わせる。
右上のノブは±10%の距離補正用、右下のノブはそのまま回すと8日巻き時計のゼンマイを巻き、引っ張ると時計の針合わせである。
3つしかノブの無いスタンダード・タイプは切り替えと距離補正の機能が省略されている。
のちにハルダからも電子式のデジタル式ラリーコンピューターが発売された。日本のクロノスと類似しており、クロノスはこれをコピーしたのではないかと思われる。
ハルダは今もタクシーメーターなどを作っているが、ラリー用の機器は製作していないようである。
パーツの供給やオーバーホールはイギリスとアメリカに拠点を持つ haldamanに連絡すると良い。 http://www.geocities.com/haldaman.geo/
日本ではハルダに関してはこのページが詳しい http://www.lancia-hf.com/pages/tools_other/halda.html
縦100×横150×奥行70ミリ
重量1360グラム
所有
RP−80/
RP−80A
セントラル
エンジニアリング
セントラルエンジニアリング株式会社に問い合わせたところ親切にいろいろと調査してくれたが、RP-80の製作年度は不明である。RP-80はRP-80Aのオリジナルモデルらしい。外観はRP-80Aと同じであるが違いがどこにあるのか不明。外観の写真を見るとKHRONOSのマークが入っているが、のちのクロノス・マークXとの関連は不明である。
ファンクション・スイッチがロータリー式になっており、選択しているファンクションをLEDの点灯で表示する方式。
インジケーターは赤色のLEDで、ファイナル・タイムと選択しているファンクションの数値を表示する。 照度は2段階調節可能でOFFにも出来る。ロック・キーがついているのが特長。
RP−80Aの製作年度は1979年9月と判明したものの、他の情報は会社に全く残っていないらしいのが残念である。
発売当時は25万8千円の価格であった。
縦100×横265×奥行105ミリ
重量2250グラム(アーム付)
所有
RP−88
セントラル
エンジニアリング
RP−88の製作年度は1980年11月で、 普通のラリーコンピューターは操作部がテンキーだが、これはテンキーのかわりにトグルスイッチが7つ並んだ変わった構造である。トグルスイッチは手ごたえもしっかりしており慣れれば操作も確実と思われる。一時期ラリー車の8割が装着していたというくらい普及したらしい。発売当時は14万9600円であった。
実物を提供いただいた佐賀のK氏に感謝する。
縦95×横215(ベースは285)×奥行45ミリ
重量約1200グラム(アーム付)
所有
RP−90S/
RP−900
セントラル
エンジニアリング
ファイナル・タイムと各ファンクション(機能)の数値が表示され、同時にどのファンクションにあるのかが常時表示される。
インジケーターは蛍光表示で明るさは連続して可変調整できる。軽量であるのが特長。
RP−90Sの製作年度は1982年7月であることが判明したが、それ以外に情報は全く残っていないのが残念である。RP−900はRP−90Sの改良版のようだ。RP−900の製作年度は1983年11月。
縦100×横235×奥行40ミリ
重量 795グラム
バックプレート込みで1200グラム
所有
ASC−811
ASC
25年くらい前、RP80が主流だった頃のラリーコンピューターらしい。
RP80が使える人なら取り説なしでもつかえるとのことだが、パネルを見る限り、NONOに似ているような機能性を持っているように思う。
インターネットで検索しても出てこない機種で、ラリー関係の書籍にも記載がない珍品。
情報提供の福岡のTU氏に感謝する。
縦100×横165×奥行100ミリ
重量 2200グラム
譲ってください
ハルダ
ハルダ・
ハルデックス社
押しボタンが凹型になっており、押し間違いが無いような構造になっている。演算機構部分(コンピューター部分)が別の筐体になっており、フラットケーブルで接続している。変わった形のリモートコントロールも装着できる
国際ラリーに装着されている画像を良く見る。
2006年にオークションに新品が23万円で出品されたのに驚いたが、それを落札した人があったのに驚いた。
ハルダ・ハルデックス社
縦830×横170×奥行37ミリ
重量 310グラム
所有
クロノス・
マークX
ジェルエレクトロニクス
外観はハルダのラリコンと極めて類似しており、ハルダを参考にしたことが窺える。
インジケーターは蛍光表示で、2項目を表示する。ファンクションの切り替え(選択)は押しボタンで切り替える。
コンパクトな構造が特長。
表示はファイナル・タイム、トリップ、そして選択しているファンクション名である。
1990年より前の製品である(1991年以降ではないという意味)
(株)ジェルエレクトロニクス
縦100×横225×奥行40ミリ
重量 620グラム
所有
J-4
ナビコム
クォーツ時計を内蔵しており、スタート時刻と指示速度を入力すると上の表示窓に正解距離が1秒毎に表示されるので、J-4の表示とトリップ・メーターの値が一致するとオンタイムという方式。機能的にまさに初期のラリコンであった。
J-4の前に外観が同じJ-3という機種(49800円)があったが詳細は不明である。
1980年の価格が5万5千円。
販売 アブコ
縦145×横130×奥行60ミリ 
重量 763グラム
所有
RE-01
エナック
トリップ、時計など3つの表示があるラリーコンピューター。
1980年の価格が14万8千円。
 
 
譲ってください
ラリコン
キャピタル
デュアル・プリセット機能があり、事前に次の指示速度を入力しておくことができる。二つの表示窓がある。
1980年の価格が9万9800円。
 
 
譲ってください
スピード・タイマー
カゼヤ
指示速度のプリセット機能がある。三つのLED表示窓を持つ。
1980年の価格が16万9千円。
 
 
譲ってください
CRT-4500
コンペ
ファンクションはレバー式のスイッチで左右に動かして切り替える。
選択したファンクションはLEDの点灯で表示される。
インジケーターは3つあり、一番上にファイナル・タイム、真ん中にマップ(区間距離)一番下に選択したファンクションの数値が表示される。上下のインジケーターは赤色のLEDで、真ん中のマップはグリーンのLEDで表示され、視覚的には一番美しい。
初期のモデルは照明調整が出来ないが、後期のモデルでは2段階に調整が可能である。
1983年8月の発売。
99800円で販売中 カー・ショップ コンペ
http://www.cs-compe.co.jp/99content/crt4500/crt4500.htm
縦102×横255×奥行60ミリ
重量 1720グラム(アーム付)
所有
JX−555
F&Oシステムズ
ロータリー式のファンクション・スイッチになっており、選択しているファンクションをLEDの点灯で表示する方式。操作感覚はRP−80Aに類似している。
操作性を改良されたモデルがJX-555 EXPERTである。
インジケーターは赤色のLEDで、2項目(ファイナル・タイムと選択しているファンクションの数値)を表示し、照度は2段階調節可能である。
機能と操作性はRP−80Aと類似している。
マップツインとともに併用する愛用者は多いようである。
1985年3月の発売。
長野県安曇野市の(株)エフ・アンド・オー・システムズ(TEL0263-72-8288)の製作で、同社は他にマップツインなども製作した。最近はMAP SHOT2という電子式のツイントリップを発売している。http://www.fando.co.jp/
\95,237で入手できる。
縦108×横219×奥行47ミリ
重量 800グラム
 販売 アブコ
所有
RC8085
Matsumoto
79年に発売され数百台の実績がある機種だが、小型軽量化されてNONOに進化するもとになった機種。販売していたRally&Speed Matsumotoは後のレイルである。
ケースが鉄製であるため重量が2.7キロと最も重いラリーコンピューターである。厚さ(奥行き)75ミリもRP80の105ミリについで大きかった。
独特な操作方法は慣れると使いやすいがRP-80系とは操作方法が大きく異なっていたとされる。
詳細は不明だが、パネルを見ると、インジケーターが4個あり、時刻、ファイナルタイム、設定速度、トリップを表示できるようで、バックはスイッチで切り替えるなどNONOと似たメカニズムだろうと思われる。センサーが内臓式で、メーターケーブルを直接ラリーコンピューターに接続するというユニークな構造である。
画像提供の北海道のtm氏に感謝する。
縦不明×横不明×奥行75ミリ
重量 2700グラム
所有
NONO
レイル
インジケーターは赤色のLEDで同時に3項目(ファイナル・タイム、トリップ、選択しているファンクションの数値)を表示する。
ファンクションの切り替え(選択)は押しボタンで切り替える。ファンクションは多彩であり、使いこなしに苦労しているユーザーも多いようであるが、この多彩なファンクションの愛好家も多いようである。
薄型で突起もほとんど無いのが特長。
操作性を改良されたモデルがNONOバージョン2である。
ラリコンではこの機種とTRDおよびPARTNERのみが2パルス方式を使用している。
ECUから信号を取り出すだけで装着できるのが助かるが、3パルスの機種では後退を自動的に検出するのに対して、2パルス方式では後退の場合自動的に減算をさせるためにはバックセンサーが必要。
\76,500で入手できたが今は販売中止になった。
LAILE 横浜市戸塚区 TEL. 045-824-1835  http://www.laile.co.jp/
縦95×横215×奥行35ミリ
重量 530グラム
所有
TRD
MarkU
TOSCO
インジケーターは緑色の蛍光表示管(照度3段切替)で同時に3項目(トリップあるいは補正係数、ファイナル・タイムまたは平均時速、時計またはストップウォッチ)を表示する。
ファンクションの切り替え(選択)はロータリースイッチで切り替える。この機種の特徴は、マルメ・スイッチと呼ばれるもので、チェックポイントにおける計時処理を1分計時1分未満切捨て、1分計時1分未満切上げ、30秒計時30秒未満切捨て、30秒計時30秒未満切上げ、実時間秒未満切捨ての5種類に処理することが出来る機能である。
トリップ機能は2系統あり同時に作動させることが可能である。
3パルスの機種ではバックを自動的に検出するのに対して、2パルス方式ではバックの感知ができないので、TRDではバックスイッチに接続してリバース・ギヤにシフトすると自動的に減算するようになっている。
製作はジェコー。販売がトヨペットサービスセンター(TOSCO) 、のちのTRDである。
機器を提供いただいた青森のA氏に感謝する。
縦93×横254×奥行63ミリ
 
所有
F−ROM
EMS
インジケーターが4つあるのが特長。
コマンド操作系のコンピューターで、バックアップやデモ機能などもある。
ラリーコンピューターとしては最後に発売されたモデルでラリー中のデータの履歴機能も充実し今までのラリーコンピュータの機能を踏まえて、非常に良く考えて作られたラリーコンピューターである。
機能が充実しているのが仇になって逆に使いにくいという評価もある。
F-ROMはマイル系の計算ルーチンを使用しているため、4パルスで1.6m、つまり1mでは2.5パルスという方式になっているらしい。
\98,000
製造メーカー/EMS(TEL:03-3697-8320) 取扱/アレックス

譲ってください
PARTNER
ルート6
赤色LEDのインジケーターが4つあるのが特長。進み遅れを3色で表示する。
コマンド操作系のコンピューターであるが操作が複雑であまり普及しなかったようである。13万8千円。本体からケーブルが22本も出ているのに驚くが、ジャンパー線が5回路10本あったりする。これは別売のプリンター(15万円)を装着するためである。
2パルス方式
縦100×横250×奥行45ミリ
重量1250グラム
所有
グランツGrantz
GR-999
インジケーターとキーボードがセパレートになっているユニークなラリコンである。インターネットで情報を探しても情報が全く見つからない謎のラリコン。
キーボードがセパレートなために一見特殊な使い方が出来そうだが、結局キーボードもナビパネルに並列に固定して通常のラリコンのように使われることが多かったようである。
インジケーターは緑色
動作的にはCRT-4500に似ているらしいが今後詳しいことを調べようと思っている。
実物を提供いただいた佐賀のK氏に感謝する。
横210ミリ×縦95ミリ
所有
NV420-3
東陽システム
国際ラリー自動車用に特化したコンピューターで耐震、防塵、防滴のヘビーデューティー仕様になっているのが特長である。動作温度も-20℃〜+60℃を保証している。高輝度赤色7セグメントED (15mm高)8文字 × 2列。 電源電圧は8Vから30Vの広範囲に対応している。裏面はコネクタの部分が凹みになっており出っ張りがないように作られている。LEDの輝度はCDSにより夜は暗く昼は明るく自動調整している。バックアップ電源を有している。 ヒューズ交換の不要な自動復帰ヒューズを使用している。前面パネルは光の反射が少ないノングレアのアクリル板を使用するなど職人が作ったほとんどワンオフのこだわりのある製品である。部品の品質にもこだわり、構造的に振動や埃に対する配慮が行き届いている。
2系統のトリップデータを表示する。(max 9999.99 km・mile・海里)(表示単位 0.01/0.001切替) 時刻 (max 23時59分59秒) ストップウォッチ (max 23時間59分59秒) 速度 (max 999.9 km/h・mile/h・海里/h)
ラリーコンピューターと称しているが、指示速度による早遅(ファイナルタイム) の表示はないようで実質的には補正機能を有する多機能のトリップ・メーターのようである。
光学センサーは637rpmと1400rpmに対応し、ECUのパルスのタイプはn=1から25が設定できる。足踏みスイッチや手元スイッチなどのオプションもあり、ボタン色はボタンごとに黒、赤、青、白、黄が注文時に選択できる。
これで本体が84,000円は安い。
東陽システム株式会社 東京都八王子市(TEL 042-637-3653) http://homepage2.nifty.com/tysy/
縦100×横165×奥行60ミリ
重量約800グラム
譲ってください
NV410-3
東陽システム
NV420-3にGPS機能を追加したもので国際ラリー自動車用に特化したGPS付のツイン・トリップで耐震、防塵、防滴のヘビーデューティー仕様になっているのが特長である。動作温度も-20℃〜+60℃を保証している。高輝度赤色7セグメントED (15mm高)8文字 × 2列。 仕様はNV420-3とほとんど同じであるが、緯度と経度(度・分・秒、度・分・0.001分)を表示する機能が加わっており、99箇所の目的地までの誘導ができ、現在地との距離、方向、コースを表示する。高度(GPS高度 m)も表示する。
GPSではあるがカーナビのように地図は表示せず、あくまでも緯度経度を正確に表示する機器である。
これで本体が105,000円は安い。
東陽システム株式会社 東京都八王子市(TEL 042-637-3653) http://homepage2.nifty.com/tysy/
縦100×横165×奥行60ミリ
重量約800グラム
譲ってください
MAP
SHOT2
F&Oシステムズ
液晶表示のツイン・トリップで補正係数を入力できる機能がある。
時計とストップウォッチ、スピードメーターの機能もあり、バックライトの照度は10段階に調整できる。
ECUから信号を取り出す他に磁気センサーの取り付けも可能。
本体のみで63,000円。磁気センサーや機械式センサーは別売。
長野県安曇野市の(株)エフ・アンド・オー・システムズ(TEL 0263-72-8288) http://www.fando.co.jp/
販売 アブコ (TEL 03-3829-2255) http://www.avco.co.jp/
縦62×横100×奥行18ミリ
重量126グラム
譲ってください
ドライブ
モニター
No.4020
永井電子
表示窓はバックライト付の液晶ひとつしかないが多機能のメーターで、2系統のトリップ・モードを有しており、減算が可能で、ホールド(ポーズ)機能、補正は0.1%単位で±50%まで可能である。
トリップBには任意にアベレ−ジ速度を設定することで、実走行平均速度と設定平均速度との差をリアルタイムで計測表示できるオンタイム表示機能を持っており、ラリコンと同じ機能がある。
エンジン回転数を7,000rpmまでバーグラフで常時表示し、速度リミッター解除やオイル交換時期警告機能などを有している。
取り付けはECUから信号を取り出す方式で、センサー通常不要である。
定価は19,950円であるが実勢価は15,000円程度と比較的安価である。
永井電子 (TEL:044-877-2441) http://www.nagaidenshi.co.jp/
縦34×横94×奥行26ミリ
重量57グラム
譲ってください
CORALBA C-GIANT
Coralba
Coralba(コラルバ)はスウェーデンの会社でWRC参加チームと共同してラリーコンピューターを開発し1978年から市販している。アルミケースに組み込まれた機器は、正確性と操作性が良いことを特長としている。特に押しボタンには発光ライトが組み込まれて操作しやすいようになっている。CORALBA C-GIANTは3つのファンクション表示を持つCoralbaの多機能モデルで、同時に3つのトリップメーターとして作動させることも出来る。
時計機能は二つあり、ストップ・ウォッチとしても使用でき、減算機能もある。
自動計算機能により到着予定時刻や、指示速度走行の早遅を表示する。
最高速度、実際の平均速度を表示し、事前にセットした速度を超えた場合の警告機能もある。燃料残量表示機能もある。ラリーコン機能を使用しないとき、車両が停止時、ボタンを押さないときには画面表示をしないスリープモードを持っている。C-GIANTの機能に外部インジケーター接続用のコネクターを装着したモデルC-GIANT VIEWもあり、リモコンや外部インジケーターも追加できる。
本体価格\192,150
Coralba(コラルバ)スウェーデン/販売 株式会社テイン(横浜市戸塚区TEL.045-810-5501) http://www.tein.co.jp/
縦45×横193×奥行60ミリ
重量370グラム
譲ってください
Coralba C-RALLY
Coralba
CORALBA C-RALLYはC-GIANTから表示窓を二つ省略したモデルである。
時計機能はストップ・ウォッチとしても使用でき、減算機能もある。
リモコンも追加できる。
自動計算機能により到着予定時刻や、指示速度走行の早遅を表示する。
最高速度、実際の平均速度を表示し、事前にセットした速度を超えた場合の警告機能もある。燃料残量表示機能もある。ラリーコン機能を使用しないとき、車両が停止時、ボタンを押さないときには画面表示をしないスリープモードを持っている。 他にビギナー向けのCoralba Miniもあるが日本では\60,375となかなか高価である。
C-RALLY受注対応品
Coralba(コラルバ)スウェーデン/販売 株式会社テイン(横浜市戸塚区TEL.045-810-5501) http://www.tein.co.jp/
縦45×横128×奥行60ミリ
重量330グラム
譲ってください
SpeedPilot
MKVI for PC
Squirrel
Technologies

電子式のスピード・パイロットで、マークYと称している。ソフトをパソコンにインストールすると昔のスピード・パイロットと同じ画面が現れ同じように操作するソフトである。お試しバージョンがフリーでダウンロードできる。他にPDAの画面に表示できるプログラムもある。ホイールに磁気センサーを取り付けて回転を検出する方式である。
価格は225ドル 
Squirrel Technologies
http://www.squirrelspeed.com/
 譲ってください
ハルダ・
ツイン・マスター
ハルダ・
ハルデックス社
ツイン・トリップの元祖。ワンタッチで切り替えやリセットが出来、操作もミスが無いようにデザインされており非常に使いやすい。簡単にケースの左横を開けることが出来、いろいろなギヤを組み合わせて補正を加えることが可能であった。
ただ、減速ギヤが特殊で、しかもスピードメーターにつながるケーブルと本体の接続部分がネジではなくU型のピンで固定する特殊なものであった。もっともこの規格が標準になったのかラリコンが発売されたときのセンサーは皆これと同じ接続方法になって現在に至っている。
ハルダは当初金属ケースの二連のトリップ・メーター、ツイン・マスターを販売していたが、その後
プラスチックのボディにマイナーチェンジされ、ツマミも大きく改良されて、トリップ機能がシングルの
シングル・マスターも発売された。
ノブを引くとリセットされるが、その作業が容易なように延長したノブを装着したり、ノブに適当な太さのゴムホースをかぶせて使用することもあった。1970年頃は4万2800円で購入できたが1980年当時の価格はツイン・マスターが6万7千円。
パーツの供給やオーバーホールはイギリスとアメリカに拠点を持つhaldamanに連絡すると良い。http://www.geocities.com/haldaman.geo/ 日本ではハルダに関してはこのページが詳しい http://www.lancia-hf.com/pages/tools_other/halda.html
  所有
ハルダ・
シングル・マスター
ハルダ・
ハルデックス社

シングルであるが、機能はツイン・マスターと同じ。操作もミスが無いようにデザインされており非常に使いやすい。簡単にケースの左横を開けることが出来、いろいろなギヤを組み合わせて補正を加えることが可能であった。
チームによってはトラブルに備えるためにツイン・マスターの代わりにシングル・マスターを2個使用したケースもあった。
上は初期の金属ケースのモデル。下の画像は後期のプラスチックケースのモデルである。1970年頃は2万9800円で購入できたが1980年になると値上がりして価格は4万7千円になった。
  譲ってください
トリップ・カウンター
ヤザキ

車のトリップ・メーターを独立させたようなシンプルなメーターでリセット機能しかなかった。定価3700円と安価であったが10メートル単位までの測定が可能である。
矢崎総業 http://www.yazaki-group.com/flash.html
 譲ってください
シングル・カウンター
関東精器(KS)


安価なので入門者に愛用された。スタンダード・モデル(画像上)と正逆の切り替えが付き、修正や減算の可能なデラックス・モデル(画像下)があった。
数字の表示される面が斜めになっており、見下ろす位置に装着すると良いデザインであった。
かなり多く販売されたと思うが最近はオークションにも出てこない。
スタンダード・モデル3900〜2800円、デラックス・モデル7800〜6800円。
なお、「関東精器」は1991年に「カンセイ」と社名を変更し、その後、カルソニック(元の日本ラヂエーター)と合併してカルソニックカンセイとなっているということである。
デラックスモデルのサイズは縦60×横160×奥行85ミリ
重量535グラム
所有
ツイン・カウンター
関東精器(KS)
ハルダのツインマスターを真似てKSシングルカウンターDXを2個つないだ構造である。
ツインカウンター(KSツイントリップ)の価格はハルダの半額以下で、ノブは大きいく、頑丈に出来ていたのは良かったが、二つのトリップを瞬時に切り替えるためには両手を使わないと出来ないとか、補正機能が無いなど操作性と機能性はハルダよりかなり劣っていた。
2万7千円と安価なので入門者に愛用された。かなり多く販売されたと思うが最近はオークションにも出てこない。
  所有
ツイン・トリップ
大森メ−タ−


大森メーターは戦車の計器を作っていた会社で頑丈なのが特徴であった。大森のツイン・トリップは機械式のトリップ・メーターの最後に開発されたもので、非常に頑丈に作られており、数字も大きくて非常に見やすかったが、1972年当時3万4500円という価格は品質を考えると妥当な金額だと思ったが電子式のトリップ・メーターの出現によって余り普及しなかったようだ。シングル・トリップも1万9800円で販売されていた。先日オークションに新品のツイン・トリップが出品されていた。
(株)大森メ−タ−製作所 (東京都大田区南蒲田 TEL03-3741-3221 FAX03-3741-3240)は経営不振で再建中

  譲ってください
K-1
ハイテック

電子式の2連式のトリップに補正機能が加わったもので詳細は不明。
1980年頃の価格で5万8千円。
  譲ってください
T-522
カゼヤ

電子式の2連式のトリップに補正機能が加わったもので表示の文字が大きい。ラリー愛好家が市販のものでは満足できないと自作したもので、総数10台ほどしかない珍しい機器である。詳細は不明である。
1980年頃の価格で5万2300円。
  譲ってください
DRT-1000
サンペット

電子式のトリップで表示窓はひとつだが、ラッチ機能があり、2連式のトリップのように使用できる。ダイヤルひとつで補正できる機能がある。カドニカ電池でバックアップしていた。
1980年頃の価格で7万5千円。
  譲ってください
MAP TWIN
F&Oシステムズ
当初は鉄製のケースで発売され、その後プラスチックのケースになった。画像は後期のモデル
表示は赤色LEDのツイン表示で、加算、減算、ON/OFF、数値入力、補正係数の直接入力などの機能がある。
初期の鉄製のモデルには照度の調整機能は無い。
当初マイナス表示は点滅で示していたが、後期の製品(E2)ではマイナス記号を表示するようになった。
長野県安曇野市の(株)エフ・アンド・オー・システムズ(TEL 0263-72-8288) http://www.fando.co.jp/
販売 アブコ (TEL 03-3829-2255) http://www.avco.co.jp/
アブコのホームページ
では販売終了と記載してある。
縦108×横118×奥行43ミリ
重量 430グラム
所有
SUB−TORI
アルファ
名前の通りサブのトリップ・メーターであり良いネーミングである。
表示は薄い緑色のLEDで、補正数値を直接入力できるスイッチがついている。
初期の製品は2パルスのみに対応していたが後期の製品は2パルス、4パルスの切り替えスイッチがついている。
照度の調節機能が無いので昼間はやや見にくい。
スイッチをオフにしても最後の数値を記憶しているホールド機能や、表示は止まっているが、計測機能は働いているラッチ機能がある。
総計測距離は200kmまでしか記録できない。
補正係数を直接ダイヤルで入力でき、補正係数を0.1にすると1メートル単位で測定が可能である。
29800円で販売されていたが、現在は販売終了である。さいたま市緑区 (株)アルファ TEL:048-873-6986
縦65×横126×奥行40ミリ
重量195グラム
所有
IRT−99
ヤマダ
テクノワークス
赤色LEDのツイン表示の多機能のトリップで、これ以上の機能のトリップ・メーターはないだろうと思うくらいの究極の多機能機種である。
加算、減算、ON/OFF、数値入力、補正係数(6桁)の数値を直接入力できる機能がある。
CP通過後 2.7km・4.7km地点でアラームが鳴りCPランプが点滅する機能があり、入力した距離の300m手前からランプが点滅し、300m 200m 100m手前からそれぞれ異なった音色のアラームが鳴るのでナビが居眠りしてミスをすることがない。
表示輝度は無段階に調整できる。
機能が多すぎてNONOと同様の嬉しい悲鳴を上げそうな機種である。
技術者がこだわって設計した機種であるが約3万円とお値打ちの価格だったがもはや製造されていないのが残念である。
四国松山市 ヤマダテクノワークスhttp://www.iyo.ne.jp/ytw/
縦100×横160×奥行40ミリ
重量 500グラム
所有
AIFAB GEMINI
AIFAB社
機械式の3連装のトリップメーターで補正用のギヤを装備しているという。
日本にもわずかながら輸入され1970頃に ルート6で3万3千円で販売されていた。
デンマークのコペンハーゲンのアイファブAIFAB社の製品
縦約50×横約150×奥行不明
 
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Belmogtwin
Hedwig Rodyns社
ベルモグ・ツインはクラシックカーラリー用に作られた機械式のツイン・トリップで金属ケースに組み込まれており、非常に頑丈に製作されている。初期のモデルはふたつのトリップ・メーターが横並びであったが、改良モデルのMarkUはハルダに似ている。表示窓にはレンズが組み込まれ、表示の数字を読みやすく工夫してあり、照明もついている。電源は6ボルト対応、12ボルト対応、24ボルト対応がある。
瞬時にゼロにリセット出来る機能があり、さらに加算、減算、中立に出来るノブもある。調整用のギヤで微妙な修正が可能である。
パーツも各種販売されており、ギヤやケーブルなどの部品の入手は比較的容易らしい。
ベルギーのHedwig Rodyns社の製品
縦129×横112×奥行き52ミリ
重量1000グラム
 
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Retrotrip 2
Brantz Meters社
Retrotripはクラシックカーラリー用の規定に合致するように作られた半機械式の2連式のトリップ・メーターである。
各種のセンサーが使用できる。
Brantz Meters社 イギリスhttp://www.brantz.co.uk/html/english/index.html
ニュージーランド
http://www.brantz.co.nz/
 
H90 x W140 x D65
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Retrotrip 3
Brantz Meters社
Retrotripはクラシックカーラリー用の規定に合致するように作られた半機械式の3連式のトリップ・メーターである。
補正機能もある。
各種のセンサーが使用できる。
Brantz Meters社  イギリスhttp://www.brantz.co.uk/html/english/index.html
ニュージーランド
http://www.brantz.co.nz/

 
H100 x W76 x D40
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Architect 1
Brantz Meters社
99.6%の高精度が特長。0.6インチの大型数字を使用した電子式のトリップ・メーターで補正ダイヤル付。補正はトリップ・メーターと補正ダイヤルを000にした状態で正確に1キロを走行し、トリップ・メーターに表示された数値を補正ダイヤルで入力すれば良い。各種のセンサーに対応している。ゼロ・ボタンを押しても裏でカウントする機能を備えている。ゼロ・ボタンを押しても裏でカウントする機能を備えている。 小数点の位置は通常は99.99 km or milesであるが、ボタンを押すことにより桁を変更して999.9とか9.999を表示させることが出来る。
各種のセンサーが使用できる。
Brantz Meters社  イギリスhttp://www.brantz.co.uk/html/english/index.html
ニュージーランド
http://www.brantz.co.nz/
 
120mm x 100mm x 50mm

 
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Architect 2/
Survmaster 2
Brantz Meters社
Architect 1と同様の性能で99.6%の高精度が特長であるが、0.6インチの大型数字を使用した2連の電子式のトリップ・メーターで補正ダイヤル付。補正はトリップ・メーターと補正ダイヤルを000にした状態で正確に1キロを走行し、トリップ・メーターに表示された数値を補正ダイヤルで入力すれば良い。各種のセンサーに対応している。ゼロ・ボタンを押しても裏でカウントする機能を備えている。別々にリセットできるし、フリーズさせることも出来る。ゼロ・ボタンを押しても裏でカウントする機能を備えている。 小数点の位置は通常は99.99 km or milesであるが、ボタンを押すことにより桁を変更して999.9とか9.999を表示させることが出来る。
各種のセンサーが使用できる。
Brantz Meters社  イギリスhttp://www.brantz.co.uk/html/english/index.html
ニュージーランド
http://www.brantz.co.nz/
 
120mm x 100mm x 50mm

 
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International 1/
survmaster 1
Brantz Meters社

Architect 1と同様の性能で99.6%の高精度が特長で、15ミリの大型数字4桁を使用した電子式のトリップ・メーターで補正ダイヤル付。スイッチによりトリップを加算と減算に切り替える機能を持っている。補正ダイヤル付。
補正ダイヤルを000にした状態で正確に1キロを走行し、トリップ・メーターに表示された数値を補正ダイヤルで入力すれば良い。各種のセンサーに対応している。ゼロ・ボタンを押しても裏でカウントする機能を備えている。別々にリセットできるし、フリーズさせることも出来る。ゼロ・ボタンを押しても裏でカウントする機能を備えている。
小数点の位置は通常は99.99 km or milesであるが、ボタンを押すことにより桁を変更して999.9とか9.999を表示させることが出来る。
各種のセンサーが使用できる。
Brantz Meters社  イギリスhttp://www.brantz.co.uk/html/english/index.html
ニュージーランド
http://www.brantz.co.nz/
 
幅120mm x高さ100mm x奥行き50mm

 
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International 2'S'
Brantz Meters社
Architect 2/Survmaster 2と同様の性能で、さらに速度計(瞬間速度、平均速度)の表示が加わっている。回転式のノブでトリップメーターの表示数値を自由に変更できる。
Brantz Meters社  イギリスhttp://www.brantz.co.uk/html/english/index.html
ニュージーランド
http://www.brantz.co.nz/
 
幅120mm x 高さ100mm x 奥行き50mm

 
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Survey Master
Brantz Meters社
Architect 2/Survmaster 2と同様の性能である。 パソコンとのインターフェース(SerialとUSB)がついており、データがダウンロードできる。ビデオカメラとのインターフェースもあり、距離の記録も可能である。
Brantz Meters社  イギリスhttp://www.brantz.co.uk/html/english/index.html
ニュージーランド
http://www.brantz.co.nz/
 
高さ120mm x 幅170mm x 奥行き50mm
 
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Survey Master 3
Brantz Meters社
Architect 2/Survmaster 2と同様の性能で、液晶表示は12.8mm と18mmで、夜間はバックライトが点灯する。 パソコンとのインターフェース(SerialとUSB)がついており、データがダウンロードできる。ビデオカメラとのインターフェースもあり、距離の記録も可能である。
Brantz Meters社  イギリスhttp://www.brantz.co.uk/html/english/index.html
ニュージーランド
http://www.brantz.co.nz/
 
高さ120mm x 幅170mm x 奥行き50mm

 
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Laser 3
Brantz Meters社
6桁の窓と4桁の窓が二つある。 時計、2個のストップウォッチ、距離、瞬間速度、平均速度、いろいろな距離の加速時間、燃料などを表示する。 修正用のダイヤルもついている。
Brantz Meters社  イギリスhttp://www.brantz.co.uk/html/english/index.html
ニュージーランド
http://www.brantz.co.nz/
 
高さ120mm x 幅170mm x 奥行き50mm

 
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RallyComp/
RoadComp
HIDJA社

RallyComp 300(上の画像)とRoadComp 300は3つの数値を表示する液晶を有しており、トリップ・メーターとしてそれぞれ独立して操作したり、プリセットすることが可能。時計、ストップウォッチ機能を有しており、平均速度、瞬間速度、指示速度とのズレ、予測到着時刻などの表示機能がある。液晶の濃度や薄茶色のバックライトの調整も可能。 RallyCompシリーズで3機種、RoadCompシリーズで3機種(RallyComp 100, RallyComp 200, RallyComp 300, RoadComp 100, RoadComp 200, RoadComp 300)の6種類のモデルがある。200シリーズは表示が2個になり、100シリーズ(下の画像)は表示が1個でバックライトも薄青色になる。
 RallyComp 300の価格はイギリスで約600ポンド(約13万円)。一番安いRallyComp 100でも 370ポンド(約8万円)と高価である。
HIDJA社 スウェーデン http://www.hidja.se/eng/index.php
高さ75mm x 幅150mm x 奥行き30mm
370グラム
 
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TERRATRIP1
TERRATRIP LTD
バックライトつき液晶表示で99.99までのキロまたはマイルの表示が1個のみ。カウントは加算、減算できる。
20分までなら内蔵バックアップ電池がデータを保持する。
各種のセンサーが使用できる。
TERRATRIP LTD イギリス
http://www.terratrip.com/products.htm
H98x W118x D45

 
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TERRATRIP 202 PLUS
TERRATRIP LTD

バックライトつき液晶表示2連装で、99.99までのキロまたはマイルの表示が1個のみ。カウントは加算、減算できる。速度表示も可能。スプリット(フリーズ)機能がある。
20分までなら内蔵バックアップ電池がデータを保持する。
オプションで外付けの表示を追加することが出来る。各種のセンサーが使用できる。旧型(上の画像)は窓が二つになっていたが、新型(下の画像)はひとつの液晶になっている。
High resolution [HR]モデルは1メートルまでの測定が可能。日本車用に機械式のセンサーを別売している。
TERRATRIP LTD イギリス
http://www.terratrip.com/products.htm

 
H100x W150x D50
 
旧型を所有
TERRATRIP 303
TERRATRIP LTD
バックライトつき液晶表示2連装で、ラリー用に設計されている。トータル距離は)999.99と99.99までのキロまたはマイルの表示が2個ある。カウントは加算、減算できる。速度表示も可能。スプリット(フリーズ)機能がある。時刻、ストップウォチ、平均速度の表示機能がある。補正数値は2個記憶させることが出来る。
20分までなら内蔵バックアップ電池がデータを保持する。
オプションで外付けの表示を追加することが出来る。各種のセンサーが使用できる。
TERRATRIP LTD イギリス
http://www.terratrip.com/products.htm

 
H100x W150x D50
 
所有
TERRATRIP 303 PLUS
TERRATRIP LTD
バックライトつき液晶表示2連装で、ラリー用に設計されている。トータル距離は)999.99と99.99までのキロまたはマイルの表示が2個ある。カウントは加算、減算できる。速度表示も可能。スプリット(フリーズ)機能がある。時刻、ストップウォチ、平均速度の表示機能がある。補正数値は2個記憶させることが出来る。
20分までなら内蔵バックアップ電池がデータを保持する。
オプションで外付けの表示を追加することが出来る。各種のセンサーが使用できる。High resolution [HR]モデルは1メートルまでの測定が可能。
TERRATRIP LTD イギリス
http://www.terratrip.com/products.htm

 
H100x W150x D50
 
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VH Trip
アルミニウムのケースに機械式のカウンターが2個装着されている。右下は補正用のダイヤルらしい。
電源は6ボルトから16ボルトまで対応しており、内部に定低電圧回路を有する。電気的なインターフェースを有している。表示はマイルとキロメートルに対応している。照明はLEDである。
各種のセンサーに対応している。
 
H80 x W140 x D90

 
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Monit Q20/Q10
Qシリーズは後述のGシリーズと同じ2.1インチの無反射型のハイコントラスト液晶を使用し直射日光下でも見やすい。バックライト付きである。
補正係数の自動算出や手動補正・距離修正・瞬間速度・平均速度などいろいろな機能があるが携帯電話のように操作性をシンプルにしてあるのが特長。
距離は総距離と区間距離を5桁まで表示。
フットスイッチを装着して停止・作動・逆転などのリモコンが可能。サイズは携帯電話並で、重量はわずか100グラムである。
センサーは誘電型・速度信号横取り・ABS信号横取りの3方法に対応している。
Q10モデルはQ20モデルから速度測定機能を除き距離測定のみの機能に絞ったモデルである。
Monit Limited ニュージーランド
http://www.monitrally.com/rally/products.html

H57 x W102 x D20
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Monit G100/G200
Gシリーズは前述のQシリーズの高機能型で、GPS機能があるのが大きな違いである。GPSだけでも距離測定が可能であるが、従来のセンサーを併用すればさらに精度が上がる。
G100は2.1インチの無反射型のバックライト付きハイコントラスト液晶を使用し直射日光下でも見やすい。補正係数の自動算出・手動補正・距離修正・瞬間速度・平均速度・最高速度・ストップウオッチなどいろいろな機能がある。
距離は総距離と区間距離を5桁まで表示。
0-100kph and 0-400m測定機能もある。
最大2個のフットスイッチを装着して停止・作動・逆転・ストップウオッチ操作などのリモコンが可能。サイズは携帯電話並で、重量はわずか100グラムである。
センサーは誘電型・速度信号横取り・ABS信号横取りの3方法に対応している。
G200モデルはG100モデルに平均速度・燃料計・時計・オーバースピードアラーム・スペシャルステージ記録機能を加えたハイスペックモデルである。
Monit Limited ニュージーランド
http://www.monitrally.com/rally/products.html

日本ではアライモータースポーツが代理店でG-100¥63,000円(税込)G-200定価¥84,000円(税込)で購入できる。
アライモータースポーツ株式会社
www.araimotorsport.com

H57 x W116 x D20
譲ってください

ここに掲載したトリップ・メーターとラリー・コンピューターは新品あるいは中古で入手することが可能なものもある。
参考になるホームページのアドレスを表中に記載したが、その他ラリーの参考資料のページも参照されたい。
また、ラリーコンピュター博物館の充実のためにいろいろなトリップ・メーターとラリー・コンピューターを収集しているので、無償で提供、または安価にお譲りいただきたい。


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