花作りとともに家庭菜園を趣味とする人が多い。 やったことのない人もチャレンジしてみよう。安価においしいものを食べられる利点もある。 |
家庭菜園の場所 | どこで野菜を作るかという問題が先にたつ。 プランターで何を作るのが手っ取り早い。これならマンションでも出来る。ハーブでも良いし、三つ葉とか芹など簡単に出来る。 プランターも駄目なら水栽培の小さな容器でチャレンジする方法もある。 しかしながら本格的にやろうとするならある程度のスペースが必要だ。 貸し農場などもあるが、それよりも近所で空き地を探そう。一番良いのは雑草の生えているような建築前の宅地などを見つけると良い。 空き地の所有者は建築までの間、あるいは売却するまでの間、土地を誰かに賃貸しようとすると、賃貸した場合の権利関係が発生して、立ち退きのトラブルを恐れて貸さずに放置しようとしてある場合が多い。そこでそのような土地を見つけたら法務局に行き、土地の所有者を調べ、家庭菜園として貸してくれないかと頼むと良い。 そのときに地主は前述のような事情を考えて貸し渋ると思うが、そのときに、土地はいつでも明け渡す(収穫のこともあるので二三か月の予告がありがたいが)、土地を綺麗に使う(雑草などは綺麗に処理して土地を守る)、土地に変なものを廃棄したり埋めたりしない、土地の周辺の人に迷惑がかからぬよう使用する、退去するときに原状に復帰させ、退去に伴い立ち退き料などは要求しない、などとこちらから借りる条件と誠意を示して貸してくれるよう頼むと良い。たいていの場合に安価、場合によっては無料で土地を借りることが出来る。 |
何を作るか |
場所の広さにより制限を受けるが、プランターなどの場合は、ハーブ、レタス、三つ葉などが良い。 畑を確保すれば何でも出来るが、手間がかからないのはじゃがいも、ネギ、玉ネギ、さつまいも、サトイモなどである。 アスパラガスなどは根付けば何にもしなくても良いが、翌年以降の収穫となり、長期かかるのが難点である。 初めてやるには手間のかからないもの、つまり、病害虫に強いもの、雑草に耐えるもの、肥料の与え方が簡単なものから始めると良い。 |
年間計画 |
種蒔きや、苗の植え付けのタイミングと収穫時期があるので年間の計画を作るのが重要だ。 タイミングが遅れると生育や病害虫にも影響がある。さらにタイミングが遅れると苗などが入手できないこともあるので、特に苗ものは売り切れないうちに購入する必要がある。 計画で大切なのは連作ができない作物については計画的に場所を変更するか、作物を変更するように良いプランをつくり、記録しておく必要がある。 |
肥料と農薬 |
せっかく家庭菜園をするのだから、肥料も自然の肥料、堆肥を使いたい。また最近は乾燥牛糞などもあり、臭いもなく、使いやすい。 農薬は使わないことを原則とする。葉野菜は虫がつきやすいが、すっぽり包んで蝶がつかないようにする不織布もあり、いろいろと便利な園芸材料を入手することが出来る。 |
園芸の情報 |
家庭菜園と野菜の作り方についてはいろいろな出版物があり、植え付けの仕方などで相反する内容の記載があったりする。やり方はひとつではないので自分の流儀を出しても良いし、近所でやっている人や農家に教えてもらうのも良い。 農家はそれぞれのノウハウを持っており、親しくなると教えてもらうことが出来る。 |