旅行となると計画や準備をするだけでいやになってしまい、なかなか実現できないこともある。
まずアクションから始めてみよう。 |
几帳面な人は | 列車の時刻表をじっくり見て、行き先と列車を選ぼう。時刻表だけあればバーチャルな旅が楽しめるという時刻表マニアもいる。 時刻表の後ろの方にはお値打ちキップの情報がある。周遊券や青春キップのほかにセットになったお値打ちのキャンペーン企画も載っている。 時刻表を見るのが面倒というひとには「駅すぱぁと」というソフトが良い。発車時刻、到着時刻、乗り継ぎ、料金などの情報が簡単に調べられる。 ヤフーのサイトの路線情報は「駅すぱぁと」であり、無料で簡単に調べられる。 |
駅や旅行代理店での情報収集 |
駅のコンコースや、旅行代理店の店先にあるチラシを丁寧に見ると意外と値打ちなコースも出ている。特にJRや私鉄が旅館やホテルとタイアップして組んでいるコースは値打ちなものが多い。 旅館・民宿・ホテルはJRや大手私鉄の企画だとそれなりに努力した内容にするから外れが少ない。 |
JR東海の「フィフティ・プラス」 |
JR東海の「50プラス」は会費は無料で、大阪、京都、神戸などを主体に、東海道エリアを中心とした観光地への旅行を楽しむ50歳以上を対象とした旅クラブで、JR東海を利用したお得な旅情報を提供している。
会費は無料だが定期的に旅の情報誌が郵送されてくるし、お得な切符の紹介があるので加入しておくと良い。 https://www.jr-central.co.jp/services.nsf/50plus/50plus_top |
海外旅行は安いチケットを買う |
航空会社の選択やルートに制約があるが、ネットで安いチケットを探すと良い。 安いチケットは違う航空会社に変更したり、便の変更などができないという制約があるが、そのかわりに安いチケットが手に入る。 ヘタな国内旅行より安い料金で海外に行くことが出来る。 時期としてはゴールデンウィークとか年末年始などの繁忙期を外し、オフシーズンに旅行を計画する。 |
国内の宿泊先 |
これはネットでの予約に限る。ヤフートラベル、楽天、などで旅館やホテルの宿泊プランの内容と値段を調べる。 同じホテル旅館でありながら、予約する方法(どこのサイトから予約するか)によって料金が違うこともある。 直接ホテルや旅館に予約するより、ネットから予約した方が安い場合もある。それは旅行代理店が事前にまとめて何室か保証予約しており、損を承知で安売りしているケースである。逆に直接ホテルや旅館に予約した方が安いこともあるので、しっかり調べる必要がある。 ビジネスホテルに安く宿泊して、近くで土地の名物料理を食べるというのも手である。どこのビジネスホテルも周辺の美味い店を紹介してくれる。 「安い宿.net」なんてのもあり、安い宿泊先を探すことも可能であるが、宿泊客の評判を調べてから予約する必要がある。 さもないと安いが、酷い宿泊施設だったということになりかねない。 「湯快リゾート」というチェーン旅館が山代温泉、粟津温泉、山中温泉、南紀勝浦温泉、南紀白浜温泉、下呂温泉にあるが、このチェーンは1泊2食付で税サービス込みの7800円(2006年)という金額で極めてよいサービスを提供している。365日同じ価格であるというのも凄いことだ。 食事はバイキングになるがバラエティのある食事も楽しめる。京都・大阪・名古屋から往復2000円の専用バスサービスもある。 安い宿泊料金で客を集め、常に満員にして合理化をして価格を安価にしているのであって決して粗悪な旅館ではない。 詳しくはhttp://yukai-r.jp/index.htmを参照。 旅館も競争が激しいので他にもこのようなシステムをとって安価に宿泊できるところもあると思う。 ペンションは一部に酷いレベルのところもあるが、ペンション協会に加入しているような施設は一応のサービスレベルと清潔度が確保されていると思って間違いなく安価で好ましい宿である。 民宿というのは本来宿をビジネスとしていない漁業や農家の人が傍らにやっていたのだが、最近は民宿というビジネスとなっており、安物の旅館という位置づけであり、なかなか良い民宿に巡り合うのは難しい。 公共の宿http://park2.wakwak.com/~a-debu-k/link/や、公共宿ネットhttp://www.publichotel.net/にはいろいろな公共の宿が紹介されている。国民年金保養センターなど一般旅館より安く良いサービスを受けることが出来てお値打ちである。 |
海外の宿泊先 |
予約無しで海外に行くというツワモノもいるが、やはり海外の宿泊先は確保してから出かけるのが原則だと思う。 昔はテレックスや電話で予約する必要があり、個人で予約を取るのは大変だったが、最近はネットで簡単に予約が可能である。 Best Western のチェーンhttp://www.bestwestern.jp/は世界中をカバーしており、しかも上クラスの下レベルの妥当な値段のホテルを提供している。日本語のサイトから日本語で予約できるのもよい。 ゆとりがあるならrelai & schateauxルレ・エ・シャトーhttp://www.relaischateaux.com/page.php3?lang=enを薦めたい。 これは由緒ある古いお城や館をホテルに改造したもので、基本的には団体客は泊めない。 建物は古くても設備は最新のものになっており、洗面・浴室や暖房など快適性においても最高のホテルである。 通常ルレ・エ・シャトーでは素泊まりはなく、ホテルのレストランで食事をするが最高の料理を楽しめる。 値段は高めだが、都心の高いホテルよりはお値打ちである。 ただ問題は辺鄙な場所にあることが多く、タクシーかレンタカーを借りてアクセスしないと行くことができないという問題がある。 ドイツやスイスの田舎にはZimmerと表示した素泊まりの宿があるが、シャワーしかなかったり、トイレが共同であるが、清潔で快適な宿が安価に確保できる。フランスがメインだがドイツなども多く、最近は日本やアメリカにも加入ホテルがあったり世界中をカバーしているが、やはり欧州が主たるエリアである。 イギリスのB&B(ベッド&ブレックファースト)も良いが、イギリスはベッドが小さくてしかも柔らかすぎることがある。 |
海外旅行のウラ技 |
団体旅行では必ず当日のキャンセルがある。 キャンセルしたワクはどうにもならない。そこで、空港で添乗員に頼んで、適当な金額を添乗員に支払い、その空いた席に割り込ませてもらう。 添乗員としてはお小遣いが入るのでよほどの堅物でない限りOKしてくれる。 国際空港にいけばいくつか団体旅行があるのだから必ず当日のドタキャンの枠は確保できる。 事前に何人かの添乗員と話をつけておくと良い。 万一駄目なときは諦めて帰宅する覚悟で軽装でパスポートとクレジットカードとわずかの現金を持って空港に出かければよい。 添乗員が了解したら航空会社に掛け合って航空券を当初予約した人の代わりに書き換えてくれる。 行き先が決まったら自宅にこれから○○○に行くことになったと連絡して、出発ということになる。 |