ラジオ

テレビやインターネットに注目されているが、ラジオという媒体はそれなりの長所がある。

ラジオの楽しみ熟年向きにラジオ深夜便がはやっていて、専用のマガジンさえ発行されている。
深夜に何人の熟年がこの番組を聴いているのかと思うと、すごい、という他は無い。
熟年向けの内容が盛り込まれている。
ラジオ深夜便はFMでも放送されているが、やはりAMで聴いた方が雰囲気が出る。
つまり、AM放送はフェージングといい、遠方から電波が届くときに電波が強くなったり弱くなったりして大きな波に乗ったように聞こえてくる。はるばる遠くから電波が届いているなぁ、という感慨がある。
フェージングのかかった音楽は1/fの揺らぎと同様に何となく心地よく聞こえる。
海外遠距離放送 AMの中波や短波では遠い国から届く電波もある。日本向けの国際放送もある。昔はVOAやモスクワ放送、ペキン放送などがあった。
多くの国が日本語での放送をしている。
CRI:China Radio International 中国国際放送, RTI:Radio Taiwan International台湾国際放送, KBS-RKI :Radio Korea International ラジオ韓国, Radio Pyongyang 朝鮮の声, Voice of Mongolia モンゴルの声, TNVN-VOV : Voice of Vietnam ベトナムの声, HSK9:Radio Thailand World Service ラジオ・タイランド, RRI:Voice of Indonesia インドネシアの声, IRIB:Islamic Republic of Iran Broadcasting イラン・イスラム共和国・国際放送ラジオ, VOR:Voice of Russia ロシアの声, RAE:Radiodifusion Argentina al Exterior アルゼンチン海外向け放送などがある。その他に昔から有名なバチカン放送やキリスト教などの各派の放送がある。
国内遠距離放送 国内の遠距離を目指して放送しているものではなく、ローカルの放送が夜間には遠方で受信することが可能である。
ローカルの話題や、その地の方言での放送などがあり楽しめる。受信報告書というのを送るときれいな絵葉書の受信証明書(ベリカード)を送ってくれるので、コレクションをしても楽しい。

FM放送 ひところFM放送は音楽放送と一緒でコマーシャル抜きで音楽ばかりかかっていたが、最近はコマーシャルの氾濫になっている。
しかしながら車に乗っているときには欠かせない情報収集方法になる。特に交通情報の入手に重宝する。
最近多いのは小電力のローカルFM局でほんの数キロの範囲しか受信できないものもあり、車で走りながらローカルな放送を探して聴くのも面白い。
ラジオ(受信機) 深夜放送受信用のラジオも販売されているが、高感度のマルチバンド受信機を買って各国の放送や、遠距離の受信をする楽しみもある。 深夜便を受信するにはスリープタイマー付のものを買うとよい。
インターネットラジオ いわゆる放送とは違うがインターネット経由でたいていの放送(電波放送)を受信することができる。
外国のFM放送など、電波では決して受信できないような放送をインターネット経由で受信することができる。
ちょっと変わった受信 以前は警察無線や携帯電話がアナログであり、傍受することができたが、最近はデジタル化で受信ができないようになった。
しかしながら今でもアナログ電波を使用した通信をしているのが航空機、消防、電車、タクシーなどであり、これらの電波を傍受するのも面白い。
傍受するのは法律違反にはならないが、傍受した内容を第三者に漏らすと法令違反に問われるので注意が必要。


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