インターネットが普及したし、テレビのニュースもあるので新聞のニュースの役割は低下したようにみえるが
それでも新聞の長所もある。 新聞も重要な情報源であるのは変わりは無い。 |
新聞の選択 | どこの新聞を購読するかというと東京や地方ではそれぞれいろいろな事情がある。
東京では読売が多いような気がするが、地方に行くとその地方のローカル新聞を購読する人が多い。 ローカルの新聞はそのローカルなニュースやイベント情報などを知るのには良い。プロ野球やサッカーなどは地元のチームの応援に偏った記事が多い。 スポーツなどは応援が偏っていても良いが、社会的や政治の記事では新聞は中立だと思っていると間違いを起こす。 新聞によって政治的思想的な偏りがあり、それを知るためには複数の新聞を読むクセをつけると良い。 |
新聞の購読 |
定期購読は新聞社と取次ぎ店にとって利益のあがるビジネスであり、定期購読者獲得のために競争が激しい。 違う新聞に切り替えてくれたら1か月無料にするとか、ビール券や芝居のチケットをサービスするなどという勧誘もあると思うが、切り替え競争は激しい。何年も同じ新聞を購読していると、この客は定期購読を続けると取次ぎ店にナメられて、何のサービスもされないこともある。 違う新聞から切り替えのサービスを申し入れてきているが、何かサービスしてくれるのか、何かサービスしてくれれば継続する、と、ときにはこちらからサービスを要求してみる価値はある。 うまくいくと1〜2年の購読を約束する代わりに1か月無料、とか、ビール券などのサービスを得ることが出来る。 |
新聞の読み方 |
新聞は新鮮な食材と同じで時間の経過とともに鮮度が落ちる。朝刊は朝に、夕刊は夜に読みきる。 ただし、これはニュースについて言えることで、新聞の効用はニュースだけでなく、それ以外のところにある。 すなわち評論や、投書などを読むことで他の人の考えを知ることが出来る。 また、芸能や科学記事などで知識を得たりすることも出来る。偶然見かけた書評を参考に新刊を買ってみたら非常に良かったということもあり、新聞はニュースを知らせるだけではなくある意味での総合雑誌のようなものだと思って読んでおくと良い。 何かを読もうと思って読むのではなく、偶然見かけた記事の中に価値のある情報が含まれていることが多い。 食べたいものだけを食べるのではなく、偶然食べたものが美味しかった、という体験と同じように、偶然見かけた記事の内容が面白かったり、参考になったりする。 また、新聞の広告欄は最近の流行や、トレンドを知るためにも良く目を通す必要がある。 何が流行っているのか、どんな品物が売れ筋なのか、どんなドラマが評判なのか、タレントは誰が注目されているか。話題の種には新聞を良く読むことが欠かせない。 そういう意味では新聞のチラシも物価の状況を知るには良い情報源であり、物価の現状を知っていれば、何か掘り出しものがあったときにそれが安いのか高いのかの判断基準を得ることができる。 週刊誌の広告を眺めると、大体の内容が推定できる。特に複数の週刊誌のタイトルを組み合わせると大方の内容は把握できる。 ニュース以外のページは勉強だと思って隅から隅まで目を通すと長年の蓄積で情報通、かつ知恵者になる。 |
新聞紙の用途 |
最近は資源回収に出すのが普通だが、昔は火をおこすとき、畳の下に敷く、弁当を汁が滲まぬように包む、引越しなどで壊れやすいものを包む、食品を包む、非常時の防寒用などに使用した。 塗らして窓を拭くとガラスがピカピカになるし、アブラでギトギトになった指を拭うのには新聞紙は適している。 これは新聞の印刷インクに含まれている油性物質の特性によるものである。 |
広告とチラシ |
広告の内容は物価や最近の人件費の推移を知ることが出来、広告の量で景気の動向、ひいてはどのような業界が活況を呈しているのかを知ることが出来、これらの応用として景気や株価の予測も可能である。 したがって広告のスミズミ、ちらしの内容の詳細まで見ておくと良い。 |