読書もいろいろな楽しみ方がある。 新刊を買うのも良いが、安価に読書を楽しむ方法が良い。 |
古本の楽しみ | 古本屋というとカビ臭い古書店を想像してしまうが、お勧めは
そんな古本屋ではなく、最近人気の若者向けの古本屋だ。 ブックオフなどがお勧めだ。105円コーナーなどがあり、単行本が1冊105円で購入できる。 ブックオフのシステムは定価の半分で棚に並べ、半年程度経過して売れなかった本はさらにその半分、つまり定価の1/4にし、 それで売れなかった本は105円コーナーに並ぶ。売れ残りというが実際には著名な作者の作品や、往年のベストセラーなども 105円で売られている。中にはどうしようもない作品も混じっているが、この中から良い作品を選んで買ってくると良い。 ポイントカードもあり、10%程度のサービス券がもらえる。 読み終えた本はまたブックオフに持っていくと平均して40から50円程度で買い取ってくれる。 |
図書館 |
公共の図書館には非常にレベルの高い図書館で充実したところもあるし、かなりお粗末なところもあるが、無料である点から、またエアコンが完備していることから時間を有効に使うには適当な場所である。 ガキが騒ぐようなところも稀にあるが、若者とのコミュニケーションのチャンスと捉え、しっかり叱ってやろう。 |
読み方 |
歴史もの、とか、推理小説、とか、ジャンルを決めて読むのもよいし、同じ作家の作品を徹底的に読むのも面白い。
作家のタイプを知るためにとりあえずは片っ端から読んでみると、それぞれの作家のプロフィルがイメージとして明確になってくる。
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清水義範 |
ユーモアのある作品を得意としている作家だが、非常に多彩な作品を書いており、日常生活をテーマにしたユーモアのある作品、パスティシュというパロディ風のもの、歴史もの、推理もの、科学もの、とあらゆる領域をカバーしており、しかも多作の作家である。
深刻な内容の作品は少ないし、あはは、と笑って楽しくなる作品が多いのが良い
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五木寛之 |
この人は北欧の海外放浪をテーマにしたものや、出身の北九州を舞台にした青春ものなどが有名だが、年齢を重ねるに従い、人生の目的、とか、生きるヒント、とか人間のこころに関係した内容の作品が多くなった。仏教の影響もあり、なかなか感慨深い思いにさせる作品がある。
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