1966年(昭和41年) 9月15日〜18日
アルペンの名も全国的に広がり、この年は北海道からも2台が参加した。グランプリ・レーサー、加藤爽平氏も出場したが、
●東京プリンスホテルからのスタート
●コース 東京(東京プリンスホテル)〜大宮〜高崎〜沼田〜大間々〜日光〜田島〜会津若松〜西吾妻バレーライン〜
●距離 約1900km
●指示書・ルートマップ
●概略
●参加台数 58台
●【総合A噸位】
●【総合B順位】
●成績の詳細
●乗鞍の登りでスカイラインとブルーバードのデッドヒート
●総合14位に入った美坂・前田・美坂組のコンテッサ1300
【再録、アルペンこぽれ話】
給油所からの差し入れに感謝
結果は16位にとどまった。
またこの年からJMCラリー・チャンピオンシップが設けられ、田中一雄チームが初代チャンピオンに選ばれた。
今回の前半はさわやかな秋日和の快晴だったが、後半は雨で視界も10mはどしかきかないという悪条件で大量の減点となった。
福島〜白石〜蔵王エコーライン〜上山市〜米沢〜大峠〜喜多方〜会津若松〜五泉〜栃尾〜小出〜湯沢〜八箇峠〜飯山〜
関山 (第1ステージゴール)長野〜猿ケ馬場峠〜松本〜塩尻〜薮原〜乗鞍岳〜高山〜白鳥〜郡上八幡〜坂本峠〜高山〜
国府町〜十三暮峠辻〜平湯〜塩尻〜甲府〜八王子〜東京(高輪プリンスホテル)
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ここに掲載した指示書とルートマップはコース設定者であり、競技長であった渋谷道尚氏の保管しているものであり、
チェックポイントのある地点や、地図間の距離などのメモが書き加えられている。
ここに掲載した指示書の他に速度の指示書があったはずだが、残念ながら見つからない。
第1ステージ
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指示事項(1)
ルートマップ1
ルートマップ2
ルートマップ3
ルートマップ4
第2ステージ
指示事項(2)
ルートマップ1
ルートマップ2
ルートマップ3
・第1ステージ 宮城県蔵王の上り坂と山形県大峠で減点をくったチームが多く、優勝争いは後半が主体になる。
・第2ステージ スタート時から雨となり、最大の難所である乗鞍岳の上りが心配されたが、予想どおり岩石と滝水との
闘いとなり、悪路の連続に各車とも悪戦苦闘。ここでの減点がレースの成績を左右したといえる。
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エントリーリスト1
エントリーリスト2
エントリーリスト3
エントリーリスト4
エントリーリスト5
優勝・田丸久喜、田丸誠之、斉藤 守(ブルーバード)
2・森西栄一、宝神正明(ブルーバード1300SS)
3・小関典幸、花沢 昭、中原喜栄人(スバル1000)
4・斉藤和夫、亀沢弘海、高木勘二(スカイライン2000GT)
5・江原達怡、高橋朗、湯浅 謙(ブルーバード)
6・松井英男、萩原壮亮、木全 巌(セドリック)
6・佐々木統夫、青木博、真木繁光(ブルーバード1600SSS)
8・柚木俊彦、水谷和躬(パブリカ)
9・森 義和、飯塚勝洋、内山 功(スカイライン2000GT)
10・三本義光、加藤光久、加藤 晃(ブルーバード1600SSS)
11・加藤栄一、望月 徹、渡辺孝夫(コンテッサ1300S)
12・田中一雄、榊原昌次、福田忠彦(スカイライン)
13・歌原義和、北原 孝、山崎アキ充(ベレット1500)
14・美坂秀国、前田正勝、美坂隆国(コンテッサ1300S)
14・梅本修司、中江淳介(パプリカ)
16・江口俊夫、加藤爽平、伊藤猛四郎(コルト1500)
17・佐藤武志、岸 一美(ホンダS800)
18・岡本貞雄、田中武喜、杉山英夫(スカイライン)
19・本橋 豊、遠藤 信(ワーゲン)
20・成瀬正次、加藤三郎、小林恭二(ブルーバード1300SS)
21・鈴木太能勢、岡本和政、鈴木伊能勢(コルト1000)
22・望月 修、野々山尚武、村松洋三(コルト1500)
22・高山博幸、小橋暁臣、富田宗治(スカイライン)
24・中村ヒサキ、中村ゆう子、八鍬宣子(ブルーバード1300SS)
25・田中良平、新井 武、塩見隆元(ブルーバード)
26・玉木新一、大竹 一、屋崎英弐、玉木 明(クラウンS)
27・五十嵐信吉、五十嵐恒介(ホンダS600)
27・武士幸彦、長野 勇(トヨペット・ティアラー)
27・生貝 弘、生貝定男(ブルーバード)
30・茂手木浅代、松原功卓、江畑隆夫 (クラウン)
31・定塚信行、定塚正行、定塚武久 (スカイライン2000GT)
32・石川 勝、石川 孝、石川昭夫 (ブルーバードSSS)
33・鈴木伸太郎、植村紘邦(ブルーバード1200SS)
34・関川 功、三井英保、芹田誠司(クラウン)
35・中島徹也、久保井紀昭、遠藤洋治(スカイライン)
36・本橋和巳、金田 繁(スカイライン)
37・北浦啓吉、増田 守、薮内 隆(ベレット)
38・野崎純一郎、大塚和子(クラウンDX)
39・中村真久、中村泰三、田中義光(ポルポ122S)
40・近藤美智子、下河原光平、浅賀明(フォード)
41・菅原清次、志田信堆、鈴木毅夫(ブルーバード)
42・稲田哲郎、中村雄三、島根 稔(クラウンS)
43・佐野直躬、島谷陽一郎、西村泰方(ベレット1500)
44・藤井康栄、湯浅友吉、村上芳男(スカイライン2000GT)
45・倉石善之助、小野武男、関口 清(ブルーバード)
46・佐野義久、笠原 忠、山下昌彦(コロナ)
47・吉田幸生、鈴木正和、下村勝志(コロナ・ハードトップ)
【リタイア】
・安藤信正、鶴田義晃、広瀬征四郎、榎木伊助(ベレット)
・栗原紀光、金子久治、鈴木 毅(スカイライン)
・加藤文雄、中島銀蔵、五十嵐義明(スカイライン1500)
・向井久夫、下司泰隆、本間久喜(スバル1000)
・朝倉興二、足立基俊、藤村武司(ブルーバード)
・島田正三郎、穂刈 洌、川上靖治(ワーゲン1200)
・今井 孚、倉橋雅義、中島基宏(コンテッサ1300S)
・岩城政興、M.J.KNOTT、大塚 洋、大竹増雄(ローバー)
1・中里敬二、中里精志、中里静資、設楽嘉久(スカイライン1500)
2・伊藤一義、佐野文彦(ホンダS600)
3・米沢高志、山崎英一、小林秀生(コルト1500)
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成績の詳細
第2ステージ郡上八幡の日石金子石油の給油所では、飴玉を参加者にサービス。
ハッカの利いた名物だそうで、眠気ざましと疲労回復にうってつけと大好評だった。
同じく諏訪の共同石油給油所は、昨年につづく給油所となったが、徹夜で甘酒と赤飯のおにぎりをサービス。
真夜中のこととて、これも大好評。(モータリストスポーツNo.42 1966年10月1日)
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