旧車を愛好する人が増えていることはたいへん嬉しいことです。
● 旧車とは・・・・・
自動車はそれそのものの機能である早く移動できる機能に加えて、快適性、運搬性、
欲しくても買えなかった車、初めて運転した車、初恋の恋人とドライブした車・・・・・
想い出を蘇らせる呪文のようなクルマたち。
それらの車を呼ぶのにいろいろな言葉が使われている。
「古い車」というと、単に古くなってしまった車を想起させる。
「オールドカー」も同じで、単に古いクルマで、日本語にしたら、「老車」老いぼれた
「クラシックカー」は、かなり昔のクルマ、古典的なクルマ、名車、戦前の車を
「ヒストリックカー」というと、クラシックカーの中の歴史的に有名なクルマであり、
「ビンテージカー」は、厳選された年代ものの銘ワインのように、ヒストリックカーの
「レトロカー」というのもある。旧車、思い出のクルマ。「懐古車」
「昭和車」は、年号が平成になってしまい昭和の時代を懐古しながら呼んでいる表現。
「絶版車」は、出版済の本が再版されなくて入手できないように、買おうと思っても
「ノスタルジックカー」というと、郷愁を感じるクルマ。「郷愁車」
以上を全部ひっくるめた「旧車」(旧い車)は、時間を遡って、その車が作られ、販売され、
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スポーツ性、ファッション性などの要素が加わっており、さらに、実際にはそれが作られ、
使われた時代性を持っている。
その車を見ると楽しい思い出もホロ苦い思い出もいっぱい浮かんでくる。
車に趣味の無い人のイメージは単なるボロ車だろうし、一般の人から見ると
10年以上前の車も100年前の車もコミにして古い車ということになる。
昔のクルマというところだろうか。
意味するような気がする。「古典車」
「史車」とでも訳せばよいだろうか。
中で、よき時代の有名なクルマで、大戦前の豊かな時代に吟味した材料で丁寧に作られた
ヒスパノ・スイザとかブガッティなど歴史に残る名車を連想させる。
「吟製車」とでも言おうか。
日本の車の歴史から見ると、このカテゴリーに該当する国産車は無いと思う。
もはや新車では買えない車という意味で絶版と表現しているのだと思うが面白い表現である。
使われた時代に戻ることができる[時を遡るタイムマシン]であると思う。
ニ三年毎に車をあっさりと新車に買い換える人には理解できないだろうが、旧い車を愛する
奇特な人もいる。
旧車王国は、単なるオールドカーではなく、郷愁のある良き時代にタイムスリップできる、
ノスタルジックな車たちを愛する人のフォ−ラムでありたいと願っている。
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