マーチ・スーパーターボ/山岳ドライブ用
March Super Turbo for Mountain Drive


筆者が山岳や林道ドライブ、ならびに長距離のドライブに使用しているマーチスーパーターボである。
山岳ドライブ用とタイトルをつけているが、特にこれといった改造は加えていない。
こんなクルマでドライブに出かけているということを紹介したい。
悪路で腹を打つことを考慮して車高を下げないようにしている。
長距離を運転することを考え快適性を確保するために運転席、助手席ともレカロの シートを装着しているが、これは期待通りに快適で長距離ドライブでも疲れない。


マーチスーパーターボ/EK10/1989/March Super Turbo

左が普通のタイヤを装着したもので右がラリー用のタイヤを装着した姿である。

装備
マーチスーパーターボ/EK10/1989/March Super Turbo
サスペンション アブソーバー フロント ニスモ製 リヤ カヤバNew SR スペシャル, スプリングはノーマル
アンダーガード無し
ニスモ製フロントタワーバー
水温計 ピボット製 ステッピングモーター式 水温信号はECUから取り出している。
シート レカロ LX
シートベルト WILLANS製 4点式 ショルダーパッド付き
ステアリング MOMO
シフトノブ パオPK10用
タイヤ 山岳ドライブ用 ユニロイヤル RALLYE M+S Plus 185/70-13 ポテンザ・ラリー5.5J-13
    通常装着タイヤ ピレリP6000 185/55-14 ブラックレーシング 6J-14
空気圧  フロント2kg/平方cm リア1.7kg/平方cm
ブレーキはパルサーのブレーキに移植する方法もあるが、ノーマルのブレーキのままで制動力に不足は感じていないし、13インチのホイールを履くことができるように、標準のブレーキのままである。
ラリーコンピューター JX−555
トリップメーター  MAP TWIN E-2 およびSUB-TORI
ラリーコンピューター JX−555とMAP TWINは、ミッションから強化ケーブルを引き、専用センサーを装着して信号を取り出している。サブトリは、ECUの速度信号を横取りして作動させている。
バトラー製 フレキシブル・マップランプ
カーナビ パナソニック KX-GA33またはストラーダCN-DS110
レーダー受信機 セルスター製 SKY-230DL GPS付き、カーロケ、350.1受信 音声案内方式
リアゲートダンパー 片側をダブルに改造
ETC 三菱製 一体式
追記
ロールバーは、重量が重くなることと、グローブドボックスが使用できなくなるなどの問題があるので装着を躊躇っていたが、ようやくロールバーを装着した。重量はおよそ24キロであるが、事故時の安全性の向上が期待できる。特に装着によってボディ剛性が高くなったので、装着の価値はある。ロールバーと干渉するグローブドボックスの蓋を切って使用できるようにした。ロールバーの装着でサンバイザーを取り外さざるを得なくなったので、塩ビのシートをロールバーと天井の間に挟んでサンバイザー代わりに使用している。
また、夜間の走行をより安全にするために純正のフォグライトを取り外し、シビエのフォグ・ドライビング兼用機のミニオスカーを装着した。

マーチスーパーターボのコックピット

ラリーコンピューターの装着はアルミ板でパネルを作り、ダッシュボード上に両面テープで固定。パネルの下端はビスで固定している。
サブトリは両面テープで三連式メーターの上に装着。
カーナビはシートステーに共締めしたフレキシブルステーで固定。パナソニック KX-GA33またはストラーダCN-DS110を状況に応じて使い分けしている。ストラーダはツヅラ折れの道を走ると追従しなくなりフリーズする。
いずれの機種も山岳部、特に谷部で山の陰になったり、樹木に遮られてGPS電波を十分受信できないために方向を見失うことが多いので、自律航法のついたカーナビに交換しようと考えている。
追加の水温計はメーターカバーの横に装着している。この位置はいつも目に入るが、視界を損なわず、フロントウインドウに写り込みも無い。水温は90度前後を示すのが普通であるが、山岳路の登坂時、あるいは夏季で気温の高いときには100度近くまで上昇する。
マップランプはロールバーにマップランプの基台を接着剤で固定
シートのバックレストは青い布で覆われているように見えるが、これはレカロシートのバックレストに吸汗性を持たせるためにTシャツを着せているからである。


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