クルマや交通などに関して勝手に独断(毒断?)で独言したページです。
思いつくままに戯言(ざれごと)を書き加えてくいく予定です。
皆様のコメントを掲示板やメールでお寄せください。
相変わらずインチキ器具や添加剤が流行っているのに驚く。
燃費を向上させたいという気持ちは判るが、データで確認できないものは信じてはいけない。
データが示されていても、関西テレビの人気情報番組「発掘!あるある大事典2」の「納豆」のように
ねつ造もあるので注意が必要。
クルマの器具や添加剤には昔からインチキ製品が多い。効果を謳いすぎるのは大体が怪しいと思って間違いない。
と注意を喚起しながら、以前「ランナップ」なるインチキ燃費改善 製品についてクルマ毒言で警告したことがあったが、
ようやく2008年2月8日に公正取引委員会は自動車の燃費向上などを標ぼうする商品の製造販売・卸売業19社に対し、
排除命令を出した。
インチキ器具に無駄な費用を使わないで、経済的な運転を心がけたい。
毒言も100話を超えたのでインデックスをつけました。題名をクリックするとその毒言にジャンプします。
通しで読む場合はインデックスの次からスクロールして読んでください。
INDEX
1● ラジアル・タイヤ
2● ハンドルを持つと人が変わる
3● 車に飽きる
4● 枯葉マーク (その1)
5● 狭い道での離合(すれ違い)
6● お守り
7● 車のスモークフィルム
8● ガソリンの水抜き剤
9● 迷ったら停まる
10● カーナビの効用
11● 交通整理
12● オープン・カー
13● キープ・レフト
14● アイドリング
15● 錆との戦い
16● パワーアップ用品
17● 駐車のスタイル
18● ウッド・パネル
19● 車の運転とセックス
20● 車と持ち主
21● 自動車評論家
22● 引きハンドル
23● 安全なブレーキテクニック
24● クルマのマニア
25● ワクワクするクルマ
26● クルマのデザイン
27● 横断歩道の信号の長さ
28● 捨てられる車
29● クルマと職業
30● 任意保険
31● 消えていく車名
32● ボディランゲージ
33● ポルシェ911
34● 自動車評論家(その2)
35● オートマチック車とマニュアルシフト車
36● オートマチック車の事故 (その1)
37● 自動車マニアのパートナー(伴侶)
38● 案山子(かかし)
39● リムジン
40● 自動車の試乗記
41● タクシー用の車両
42● ドライビング・グローブ
43● 踏み切りの一旦停止
44● クルマは長く使った方が環境に優しい
45● 速度取り締まり強化区間
46● エンジンオイルと化粧品
47● 車高を下げる
48● 任意保険 その2
49● 尼崎のJR転覆事故とトレッド
50● 煙草のポイ捨て
51● 超高性能の新型車
52● 保険金不払い
53● 酷道
54● 車間距離
55● 名古屋の信号
56● 交通安全協会 (その1)
57● スウォッチ
58● 他人の運転する車
59● 車の雑誌
60● 安全ベルト
61● ドライビングシューズ
62● クルマの軽快感
63● 制限速度
64● 取締りの原則
65● ドライブイン
66● トイレ
67● タコメーター
68● ETCの導入
69● 駐車
70● 高速道路の工事
71● 車の走行位置について
72● 高速道路の料金
73● 高速道路の料金所にて
74● クルマの登場する小説
75● スパイクタイヤ
76● タイヤチェーン
77● ウインタータイヤの適正サイズ
78● カーテレビ
79● 経済的な乗り方
80● ドライブと音楽
81● クルマに対する食指
82● スイスの車検
83● 中古車の購入
84● クルマの残存価値
85● テールライトの醜悪なデザイン
86● クーラント/冷却液
87● 駐車/道路交通法の改正
88● ランナップ? ランアップ?
89● クルマの寿命
90● サスペンションのアライメント
91● 歩道と自転車
92● オートマ車と坂道
93● 一時停止
94● 信号無視と事故
95● カローラ フィールダー
96● トラックの運転マナー
97● ディーラーのレベル
98● 耐熱ペースト
99● 軽自動車の価格
100● ホイールナットの違い
101● ホイールナットの締め付け
102● ETCのアンテナ、ついでにカーナビのアンテナも・・・
103● エアーバッグの代わりに・・・
104● 加飾車それとも過飾車?
105● フェイルセーフ(fail safe)
106● 未来の街
107● 部品の供給
108● マフラーの出口の形
109● 手で合図
110● ETCの割引をフルに利用しよう
111● 大排気量の重い車は社会悪だ
112● ブレーキを踏まないように運転しよう
113● 怖い凍結防止剤
114● 燃費向上を謳うインチキ商品を買わないようにしよう
115● 冬季の窓の凍結
116● 冬とバッテリー(性能低下)
117● 冬とバッテリー(バッテリーの凍結)
118● 後ろの車に追いつかれたら
119● クルマの顔
120● クルマに対する価値観
121● クルマの性格
122● ガソリン税と二重課税
123● 名神高速の青色灯火の点滅
124● 枯葉マーク (その2)
125● エンジンルームのカバー
126● クルマのシート
127● オイルの異常
128● 車検場にて
129● 登録事項等証明書
130● 白色の内装
131● ビスの頭が潰れた〜
132● オフロード仕様のRV車
133● オフロード仕様に代わる車の提案
134● もみじマークの義務化を巡って
135● ソーラーカー
136● ガソリンの高騰が進んでいる
137● 燃費の良いクルマへの買い替え
138● 燃費と環境そして財布を悪化させるアイドリング
139● 眩しいヘッドライト
140● 窓ガラスの油膜取り
141● ホンダのF1撤退
142● 赤信号で停止するときに後ろにトラックが来たら
143● エポキシ系接着剤
144● プラスチックの補修
145● 免許
146● 路面の白線
147● ドライバーの会釈
148● ETCを上手く利用しよう
149● ETCの速度制限
150● 休日の高速特別料金
151● ETCの機器がなくても〜特別料金
152● ガードレール
153● ヒッチ
154● 危険なステアリングカバー
155● 交通安全協会 (その2)
156● 免許更新の講習会
157● 右腕の要らない人が多い
158● 高速道路の事故による通行止め
159● 交差点に信号はいくつある?
160● オートマチック車の事故 (その2)
161● トヨタ車のリコール
162● 減速用の路面の凸凹
163● オービスによる速度取締り
164● 高速道路の無料化より料金値下げを
165● ブラインドカーブの恐ろしさ
166● オートマチック車の安全対策が必要
167● 僻地の高速道路の無料化はおかしい
168● リコールとリスクマネジメント
169● 警官のことば遣い
170● 原動機付自転車の税金の不思議
171● 自動車評論家(その3)杉江博愛と徳大寺有恒
172● 陸運事務所にて抹消登録申請
173● エコって何?
174● 進化剤
175● 軽自動車税の増税案
176● 自動車保険を食い物にする
176● 自動車保険を食い物にする
保険修理でクルマのオーナーにキャッシュバックという話を聞いた。
175● 軽自動車税の増税案
「自動車関係税制に関する研究会」の報告書に対して風当たりが強い。
174● 進化剤
進化剤というわけのわからない言葉を見て、ネットで調べてみた。
173● エコって何?
最近はエコエコという広告宣伝が多い。
172● 陸運事務所にて抹消登録申請
陸運事務所は役所の中で最も対応の悪いことでは有名だったが、独立行政法人になったためなのか
171● 自動車評論家(その3)杉江博愛と徳大寺有恒
徳大寺有恒が嫌いだ。
170● 原動機付自転車の税金の不思議
何年もナンバープレートをつけたままでガレージの隅に放置してある50ccの原動機付自転車はエンジンも
169● 警官のことば遣い
先日ガソリンスタンドで給油して料金を支払い、つり銭が払われるのを待っていたときに、スピーカーから
168● リコールとリスクマネジメント
車や電気製品など部品の点数が多くて構造が複雑な製品はひとつの部品のトラブルや、ちょっとした
167● 僻地の高速道路の無料化はおかしい
民主党の公約の高速道路の無料化に期待していたが、社会実験と称して、地方の閑散とした有料道路のみが
166● オートマチック車の安全対策が必要
以前からクルマ毒語で触れているが、オートマチック車のセレクトレバーの入れ間違いでの事故や、
165● ブラインドカーブの恐ろしさ
先の見えないブラインドカーブの先には何かがあるかもわからない。
164● 高速道路の無料化より料金値下げを
くるま毒言に日本の高速道路の料金は法外に高いと苦言を書いたことがある。
163● オービスによる速度取締り
ときどき新聞にオービスで数十キロの速度オーバーで速度違反が摘発されたとニュースが載る。
162● 減速用の路面の凸凹
路面に暴走防止や減速を促すために数十センチ間隔で道路を横断するように路面に黄色で突起が作ってあり、
161● トヨタ車のリコール
アメリカでトヨタ車でマットがアクセルに引っ掛かり事故が起きたということでリコールをするという。
160● オートマチック車の事故 (その2)
新聞記事を見るとまたオートマチック車の事故が報道されていた。
159● 交差点に信号はいくつある?
交差点に信号はいくつついているか?
158● 高速道路の事故による通行止め
ネットで高速道路の情報を見ると、「高速道路の事故による通行止めと」いう表示がある。
157● 右腕の要らない人が多い
右側の窓を開けて右腕をダラリと出して運転している人が多い。
156● 免許更新の講習会
ひところは運転免許証の更新講習会では、血みどろの事故現場のビデオを見せられることが多かった。
155● 交通安全協会 (その2)
数年ぶりに運転免許証の更新に行った。
154● 危険なステアリングカバー
最近ステアリングにスッポリと被せる方式のステアリングカバーをしている車をよく見かける。
153● ヒッチ
ヒッチ(hitch)とは「〈かぎ・輪・縄などを〉ひっかける」という意味の他に「〈人の車に〉便乗する」
152● ガードレール
ガードレールというのはそもそも何をガードするものだろうか。
151● ETCの機器がなくても〜休日特別料金
高速道路の休日特別割引料金の制度がスタートし、ETCの機器が売り切れだという。
150● 休日の高速特別料金
休日の高速の特別割引料金の制度がスタートした。2年間の制限があるが上限1000円と
149● ETCの速度制限
ETCのゲートに衝突する車が多いというので、最近はゲートの開くタイミングを遅くし、
148● ETCを上手く利用しよう
数年前にETCが導入されたときにはユーザーにそのメリットが少ないので、ETCを酷評したが
147● ドライバーの会釈
国道を走っていたら、左の細い道路から女性の運転する車が一時停止しないで出てきて
146● 路面の白線
路面の白線が磨り減って薄くなっているところがある。
145● 免許
以前、運転免許証の更新時講習で、元警察官だったらしい人の講話があった。
144● プラスチックの補修
エポキシ系の接着剤は重宝しているとはいえ、接着剤でプラスチックの修理をするのはなかなか困難である。
143● エポキシ系接着剤
クルマの部品が破損したときにいろいろな接着剤を重宝している。
142● 赤信号で停止するときに後ろにトラックが来たら
大きなトラックに追突されるのが恐ろしいので、早めにブレーキを踏むとともに、後ろのトラックに
141● ホンダのF1撤退
サブプライムローンに端を発した金融危機、各国に広がった経済恐慌の影響で、とりわけ自動車産業は
140● 窓ガラスの油膜取り
フロントウインドウにコーティングして水を弾くものや、ガラスの油膜取り、そして水切れが良いという
139● 眩しいヘッドライト
最近のヘッドライトはレンズで光を曲げているのではなく反射鏡のみで光を屈折させ
138● 燃費と環境そして財布を悪化させるアイドリング
燃費を良くする運転については過去にも触れているが、ムダなアイドリンクも燃費に
137● 燃費の良いクルマへの買い替え
ガソリン価格が高騰したので低燃費のクルマに買い換えよう、という広告や記事が多い。
136● ガソリンの高騰が進んでいる
いずれ原油の量が逼迫して価格が上昇する時期が来るかも知れないと思っていたが、産出量の逼迫ではなく
● ソーラーカー
これだけガソリンのン価格が高騰すると一刻も早くソーラーカーの実用化が望まれる。
134● もみじマークの義務化を巡って
もみじマーク(枯葉マーク)について、これまでに「クルマ毒語」でキツイ批判をしてきたところだが
133● オフロード仕様に代わる車の提案
高い着座姿勢での優越感を好んでオフロード仕様のRV車に乗っている人が多いのなら
132● オフロード仕様のRV車
都心に住んでいて、オフロードなどに出かけることもなく、悪路とは全く縁の無いような人が
131● ビスの頭が潰れた〜
注意していてもビスを外すときにビスの溝をナメてしまいビスが緩められなくなることがある。
130● 白色の内装
最近レクサスから白色の内装の特装車が発売された。
129● 登録事項等証明書
中古車の広告やオークションで、「ワンオーナー」と明記してあるケースがあるが、本当にワンオーナーか
128● 車検場にて
久しぶりにユーザー車検に出かけた。始業前に車検場に到着したが、すれ違う係官が皆挨拶してくれる。
127● オイルの異常
先日代車を借りて走っていて、ふとオイルの警告灯が点灯しているのに気付いた。
126● クルマのシート
ひところのようなフカフカのシートは少なくなったが、まだまだ安楽椅子的なシートが多い。
125● エンジンルームのカバー
最近の車はボンネットを開けてもエンジンルーム全面にカバーがかかって何も見えないようになっている。
124● 枯葉マーク (その2)
枯葉マーク(もみじマーク)の装着は任意だと思っていたが、法律で強制されるものとは知らなかった。
123● 名神高速の青色灯火の点滅
名神高速の下り線(大阪向き)の京都東インターから京都南インターの間の防音壁には
122● ガソリン税と二重課税
ガソリン税や軽油税は、本来28.7円/L(揮発油税24.3円、地方道路税4.4円)だったが、
121● クルマの性格
不思議なことに車によっては走りたい、走りたいと、ドライバーを急かすようなフィーリングの車がある。
120● クルマに対する価値観
クルマは機能的であるべきだと信じてきたが、どうやら最近はそうではないようだ。
119● クルマの顔
自動車の前から見るとグリルは人の顔に類似している。
118● 後ろの車に追いつかれたら
複数車線の道路で後ろの車に追いつかれたら追いつかれた車のとる方法は二つしかない、ひとつは
117● 冬とバッテリー(バッテリーの凍結)
北海道やスキー場など非常な寒冷地ではバッテリーが凍結することもある。
116● 冬とバッテリー(性能低下)
気温が低下するとバッテリーの性能が急激に低下する。
115● 冬季の窓の凍結
冬季に屋外に駐車しておくと、窓が霜で真っ白に凍った状態になる。
114● 燃費向上を謳うインチキ商品を買わないようにしよう
公正取引委員会は8日、自動車の燃費向上などを標ぼうする商品の製造販売・卸売業19社に対し、
本来自動車の保険修理は修理工場の見積を保険会社の査定員(アジャスター)が監査し、
妥当な見積金額と判断されたら修理費用を保険会社が支払うものと理解していた。
元来 鈑金塗装業は 元請け業者(ディーラーや販売店、整備工場など)からの下請けで仕事をするのが
当たり前で、元請け業者に対し、実際に修理工賃を値引きして請求するのが慣例になっていたが、
客が直接「鈑金塗装工場」に修理を依頼してくれた場合は、元請け業者に対して値引きしていた
中間マージン部分の金額をクルマのオーナーに「キャッシュバック(値引き)」として サービスするという。
妥当な修理費を保険会社に請求するのが保険の主旨であろうが、修理工場は保険会社が認める上限の
修理費を保険会社に請求し、どこかでひねり出した金額をクルマのオーナーにキャッシュバックする仕組み
らしい。
そもそも、保険は修理そのものについて支払われるのではなく、損害の賠償として支払われるもので、
正規の見積もりで保険会社から支払いを受け、中古部品等を使って安く済まし、その差額をクルマの
オーナーがポケットに入れるのも認められるらしい。
「保険修理」 「キャッシュバック」をキーワードにして検索すると保険修理でキャッシュバックする修理工場が
いっぱい出てくる。
基本工賃の20%(上限10万)をキャッシュバックするというところが多い。
フロントガラスの交換をする業者もキャッシュバックするという。
こうして自動車保険の支払い総額が増えると、保険の掛け金が上がる。
キャッシュバックを受け取ったドライバーのツケが、任意保険の保険料の上昇につながる。
それともキャッシュバックを受け取らなかったら、修理工場の丸儲けなのか・・・・
元請け業者(ディーラーや販売店、整備工場など)は鈑金塗装業に下請けに出すだけで上乗せして大きな
マージンを得ているのか。
キャッシュバックは修理工場の競争原理と理解するのか、商習慣なのか。
保険修理でクルマのオーナーに対するキャッシュバックはどう考えたらよいのだろう。
事故修理が終わり、保険会社から届く報告書にはビックリするような修理金額が記載されている。
どうやら修理業者はユーザーの知らないところで、過大な修理費用を保険会社に請求しているようだ。
キャッシュバックはその分け前なのか。
過大な修理費用を丸儲けする修理業者より、キャッシュバックする修理工場のほうが良心的なのか。
いやいや、やはり、妥当な費用を請求するのがスジだと思うのだが。
2013.3.29.
軽自動車の税金が4倍になる。というのがその主張で、低所得者が自動車を維持することができなくなる、
と異議を唱えている。
これまで優遇されてきたので4倍という倍率だけに注意が払われているが、小型自動車との格差は大きい。
軽自動車が安すぎたのか、それとも普通自動車が高すぎたのか。
長年にわたり優遇されてきたとはいえ、急に増税されたら低所得者には負担が大きいかも知れない。
軽自動車で一番安い車両ミニカ(58.3万円)しか買えないひともあるかも知れないが、一方小型自動車より
高価なフル装備の軽自動車を乗り回す人もある。
日本のモータリゼーションの初期には自動車の普及のために軽自動車の存在と規格が定められたことを考えると、
これだけの自動車大国になり、自動車が普及した時代にはもはや軽自動車として数多くの特典をつける必要は
なくなったと思う。
@価格 58.3万円のミニカもあるが、フル装備により小型自動車よりはるかに高いものもある
A維持費用(燃費) 小型自動車と変わらない
B環境に対する影響 小型自動車と変わらない(CO2排出量の平均値は軽自動車の方が排出量が多い状況)
C税制・保険 非常な優遇(小型車の4分の1) 自動車賠償責任保険も安い
D規格 広さ(サイズ)はだんだん緩和されて小型車と大きな違いがなくなってきた
もしも低所得者のための対策というなら、新車で100万以下の小型自動車に限り優遇策を講ずるというのは
どうだろう。
小型自動車より高い軽自動車を買う人に税制の優遇策は不要である。
一方エンジンの排気量の規制のために軽自動車はパワーが無い。特にアクセサリーが多くなるにつれ、
車両重量が増えて、アンダーパワーになっている。平地を走る分には良いが、少し坂道になると登らない。
道路の渋滞の何分の1かは軽自動車によるものだと思う。排気量が少なくパワーのない車で無理にアクセルを
踏めば排気ガスの排出は増える。
誰でも車に乗れるような時代になり、自動車の普及の時代は終わったので、軽自動車の特典は撤廃して
小型自動車のカテゴリーに入れ、トータルで税収入の総額が変わらないように小型車の税金を下げればよいのでは
なかろうか。
2010.9.16.
[ オイル添加剤とは全く異なる金属の磨耗修復剤 魔法の液体「進化剤」] とあり、
「進化剤」という言葉が商標登録されている。
「魔法の液体」などというといかがわしい商品を想起させるが、どうやら「進化剤」という商品名の
潤滑剤のようだ。
「自己組織化し更に自己進化させ、 修復した摩擦面は一般機械の研磨した表面硬度より10% 以上アップし、
数十倍も精度を高めます。」とある。
エンジンは金属なのだから「自己組織化し更に自己進化させ」などという表現は非科学的で、
非常に怪しい製品に思われる。
金属磨耗修復剤であると記載してあるが、金属表面の凹部分を埋める固体潤滑剤が成分らしい。
固体潤滑剤は昔からあって、現在でも二硫化モリブデン、グラファイト(黒鉛)、PTFE(商品名
テフロン)などが使われている。
無機質のものは層状化合物と呼ばれる種類のものが多く、他に二硫化タングステン、フッ化黒鉛、
窒化ホウ素などが使われる。
おそらく層状構造の化合物が摩擦を軽減するのだろう。また柔らかい金属の微粉末で傷の凹んだ部分を
埋めることも行われている。
昔はカストロールのオイルには液状タングステンが加えられており、シリンダーやメタルなどの表面の
傷の凹み部分を埋め摩擦低減すると言われていた。同様の狙いでスズ合金を燃料タンクに投入しておくと、
走行中の振動で金属が少しずつ削れ、その微粉末が燃焼するときにシリンダーをコーティングし圧縮漏れを
防ぐという謳い文句のMOTALOYモータロイがあった。
今回の進化剤の成分は公表されていないが、昔から知られた原理に新しい商品名をつけただけの製品だと思う。
それにしても商品名が「進化剤」とはネーミングも進化したものだと思う。
でも「進化剤」製造会社の住所や連絡先が公表されていないのは何故だろう。
自信のある製品ならきちんと連絡先などを表示できるはずだが、公表できない複雑な事情でもあるのかな。
2010.4.16.
「クルマも補助金も減税も」とコマーシャルが叫んでいる。
エコカーの減税と補助金とは、[環境対応車 普及促進税制]と、[環境対応車 普及促進対策費補助金]に
よるもので、税制では重量税、取得税、自動車税の免除や減税で、補助金は新車購入補助と、
新車登録から13年以上の古い車の廃車を促進する奨励金である。
「廃車を伴う新車購入補助」というのが正式な名称で、本来は燃費の悪い古い車をスクラップにして
燃費の良い新車を買いましょう、というのが趣旨ではあるが、本当に正しいことだろうか?
エコロジーというのは、無駄にエネルギーや資源を消費せず、環境にやさしくするのが主旨のはず。
燃費の良い車が望ましいのは当然だが、どんなクルマを作るにしても生産工程で資源(原材料)と
エネルギーをたくさん消費する。
クルマをスクラップにするにしてもエネルギーは必要だし、さらに廃棄物の処分でもエコロジーの
観点からは難しい問題がある。
今走っている古いクルマを潰してハイブリッドや電気自動車にしたらエコなのか。
いずれにしても遅かれ早かれ古い車は廃棄されて新しい車(ハイブリッドや電気自動車)に換わる。
使える車を急いで廃車にする必要はあるのだろうか?
クルマに限らず、資源とエネルギーを大切に使う、というのがエコロジーの基本だと思う。
「エコだからオール電化にしましょう」と最近はセールスの攻勢が強い。
家庭のエネルギー源を電気にしたらエコなのか?
電気を発電するのに火力発電の占める割合は60%であり、石炭・天然ガス・石油を燃やして
発電している電気がエコロジーに良いわけはない。
火力以外の水力発電や原子力発電はCO2二酸化炭素を排出しないので火力発電よりはマシではあるが、
使われた電気のエネルギーが熱となって地球環境に影響を与えるのは間違いない。
オール電化は電気代が安上がりかも知れないが、決してエコロジーに良い訳ではない。
エコというのはユーザーにとってエコノミーであるという意味のエコなのだろうか?
エコノミーというより、エコロジーを重視しないと将来大変なことになる。
個人にとってエコノミーでなくても地球のためにはエコロジーを重視したい。
「エコ」という 言葉に騙されてはいけない。
2010.4.13.
最近は対応がよくなったと記載したが、まだ役所の名残がたくさん残っているようだ。
今日は陸運事務所に出かけて車両の使用の一時的中止の登録、抹消登録申請をしてきた。
抹消登録申請には2種類あり、@使用の一時的中止の場合と、A滅失・解体・用途廃止などである。
使用の一時的中止の場合は手数料が350円必要で、滅失・解体・用途廃止などの場合は無料である。
で、抹消登録申請書(マークシート)を提出した。
以前は抹消登録申請すると「抹消登録証明書」というのを発行してくれた。
最近は「抹消登録証明書」をくれない。かわりに「登録識別情報等通知書」というのを発行している。
「申請」に対して「証明書」が発行されるのが当然であるが、「申請」に対して「証明」が発行されず、
「通知書」が発行されるという仕組みが理解できない。
以前は「抹消登録証明書」と同時に「登録事項等通知書」というのも発行してくれた。
「登録事項等通知書」は「抹消登録証明書」の単なる控えで、何の役にもたたない紙切れだったが、
いつのまにか通知書という名称でありながら証明書に代わる役割を果たすようになってしまった。
「登録識別情報等通知書」には備考欄に小さく「一時抹消登録」と記載があるので、一時抹消登録を
していることの証拠にはなるのかも知れないが、何となく不安ではある。
何年か先になって登録をするときに通知書を提出したら、これは通知書であって証明書ではないので
受理できません、などと陸運事務所は言いかねないからだ。
2010.3.25.
徳大寺有恒の「間違いだらけのクルマ選び」なんて本がバカ売れしたのも気に入らない。
と思いながら、何年も経過して最近徳大寺有恒のクルマ運転術(草思社ISBN-7942-0440-X)という本を読んだ。
非常に良い内容だ。このテの本では一番良く書けている。
何故徳大寺有恒が嫌いかって、徳大寺有恒という名前が誇大に威張っているような感じを与えるからだ。
彼の本名は杉江博愛。トヨタのファクトリーの有名なレーサーだった。
どうしてそんな有名な杉江博愛な名前の代わりに徳大寺有恒なんて偉そうなペンネームをつけたのか?
杉江博愛は好きだが、ペンネームの徳大寺有恒は大嫌いだ。
だが、書いている内容は極めて妥当で非常に良い内容である。評論とは独断と偏見ではあるが、日本の自動車
評論家の中では徳大寺有恒が一番マトモではないかと思う。
尊大なイメージを与える徳大寺有恒のペンネームをやめて本名の杉江博愛で書いて欲しいものだ。
2010.3.24.
掛からず、全く乗れないが毎年軽自動車税を支払ってきた。
全く乗れないのに税金を払うのも無駄だと思い気になっていた。
神戸市の区役所に行って一時使用中止にしたいので抹消登録したいと申し出た。係員は譲渡かスクラップにする
完全な廃車登録ならできるが、「一時使用中止」という理由では受理出来ない,という。
そんなことは無いだろう、と問いただしていたら、税金の係の上司が出てきて言うに、固定資産税と一緒で
原動機付自転車を所有していることに掛かる税金で、登録の有無に関係なく(つまりナンバープレートがついていても
ついていなくても)課税対象だという。
ということで一時使用中止されても課税はしますよ、と言い、そのような例もあると言う。
しかたなく、誰かに譲渡するという理由で、「軽自動車税原動機付自転車廃車申告済証」というのを受け取った。
自動車でいうところの抹消登録証に相当する書類だ。
自動車の場合は、登録してある車両(ナンバープレートのついている車両)について自動車税が課税されるので、
抹消登録した車両(ナンバープレートを返納した車両)を何台所有していても自動車税は課税されないのに、
原動機付自転車はナンバープレートが無くても、壊れていても「所有しているだけで課税対象」だというのだ。
いろいろと調べてみたが、自動車税も軽自動車税も地方税であるが、「自動車税は地方税の中の道府県税で、
登録された車両(ナンバープレートのついている車両)の所有者に掛かる」もので、「軽自動車税は地方税の中の
市町村税で、登録の有無にかかわらず所有者に掛かる」ものと判明した。
ネットで調べてみたところ、八王子市のみは「原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自動車及び二輪の小型自動車を
登録している方に課税します」としてしいる。地方税なので、条例により多少の違いはあるのだろうが、八王子市の
条例の方が常識的だと思う。
さて、我が家の原動機付自転車はナンバープレートを返納し、廃車申告を受理されたが、早く他人に譲渡し、所有権を
移さないとないと市町村税である原動機付自転車の軽自動車税を脱税しているということになるらしいのは困ったことだ。
それにしても軽自動車やオートバイなどは自動車検査証返納証明書をくれて抹消登録が可能であり、それと同時に
税金の請求書もこなくなるが、どうして原動機付自転車だけが所有するだけで課税されるのだろう。
2010.3.18.
「お客さん、そこのクラウンのお客さん」と叫ぶのが聞こえた。
運転していたのはクラウンではないので自分ではないが、誰に呼びかけているのかと不審な気がしたら、
ガソリンスタンドの前を走るパトロールカーが赤ランプを点滅させながらスピーカーで前のクラウンに
「お客さん、左に寄って停止してください」と呼びかけていた。
最近は警官も丁寧な口調をするように指導されているのだろうが、警官に「お客さん」と呼びかけられては
びっくりする。
かなり昔のことだが、通行帯の表示が間違っている道路で路面の表示を守らないで直進したら、並走していたパトカーから
「オイコラ」と呼びかけられ、こちらも若かったので「オイコラとは何だ」と車を停めてやりあったことを思い出し、
時代が変わったものだと思った。
さっきのパトカーもきっとクラウンのドライバーに青切符でも切って警官の成果になるのだろうから、確かに
警官のカモになり、お客さんかも知れないが、警察官に「お客さん」と呼びかけられると気味が悪い。
2010.3.15.
プログラムのミスで重大な事故を引き起こすリスクを宿命的に持っている。
したがって、常に注意と改良に努力が費やされなければならない。
新車を買うと1か月点検、3か月点検、6か月点検、1年点検など無料の点検サービスがある。
点検後に良く観察するとトランクやエンジンルームの端に小さく目立たないステッカーが貼ってあることがある。
トラブルが発生すると判明した部品を点検の機会に改良した対策部品に交換した、という印だ。
はっきりとユーザーに「改良パーツに交換しました」と伝えれば、ユーザーも安心するだろうが、メーカーとしては
管轄するお役所やマスコミに知られることなく密かに対策をしようという発想のようだ。
ディーラもその意を受けて自分の車を点検するところをユーザーに見学させてくれない。
見学は危険だ、というのが表向きの理由だが、ときには点検時にこっそりと重要部品も交換することがあるためだ。
新型プリウスのブレーキ制御プログラムに問題があったようだが、国土交通省やアメリカの監督官庁から
指導があったにもかかわらず、役所には検討中と答えておき、実際には対策された制御プログラムの入った
コンピューターと交換していたらしい。
ハイブリッド車についてはコントロール系統にまだ改良改善の余地があり、たゆまぬ改良が必要なので
改良段階において多少の不具合が発見されるのはやむを得ないので、その公表を躊躇ってはいけない。
リコールをすると膨大な費用がかかり、社会的にもイメージが落ちる。過去にいろいろな製品の事例が
それを物語っている。
かといって、リコールを先延ばしにしたり、隠蔽したりすると、もっとマイナスの影響が大きくなる。
情報化時代で隠しきれるものではない。
自動車産業ではリコールが遅くなり、対処が遅れた悪い事例がいくつかある。
それよりも、不具合を素早く公開し、対策しているということを公開したほうがユーザーは安心するし
企業イメージを高めることになる。松下(パナソニック)がファンヒーターの回収に多額の費用を掛けて
非常に熱心に取り組んでいるためにブランドに対する信頼感を高めており、早めに動いたことでトータルの
回収費は安上がりになったと思うし、イメージも向上している。
トヨタのように、「対策を検討している」と監督官庁に回答しながら、製造中の新車にはすでに対策プログラムを
組み込んでいる、などというのは欺瞞である。
また、アクセルペダルのトラブルについても即座に対策しなければならないのに、新車の生産中止という
わからない手段をとった。アクセルペダルのトラブル対策方法がわからなかったので、生産中止したのだろうか。
素早く対策部品を作って新車の生産を継続するとともに、すでに販売した車の部品の交換を進めるのがスジだろう。
最近のトヨタはわからない行動をする。
不具合は隠すことではなく、早めに公表して素早く対策する。これが最良のリスクマネジメント(リスクを
最小にする経営手法)である。
2010.2.4.
と、ここに指摘したのが2月4日だったが、トヨタがリコールを決定して公表したのはこの数日あとになった。
クルマ毒語で指摘したように早めに公表すればトヨタのイメージも低下しなかったのに、他社の悪い前例から
学ぶことなく経営陣の決定が遅れ、結果的にトヨタのイメージが損なわれたのは非常に残念である。
2010.2.14.
無料化されて誤魔化されてしまいそうなのに腹が立つ。
そもそも高速道路は、徴収した通行料金でその建設費をまかない、その道路の建設費が全部償却できたら
無料化にするということになっていた。
ところが途中から、償却を終えた有料道路(高速道路)もそのまま通行料金を徴収し続け、それを利用して
僻地の高速道路を建設するということになった。
僻地の有料道路は利用者が少ないので、なかなか償却できないのでそれを補うというのが大義名分だった。
つまり、個人勘定だったのを割り勘にするような感じになったわけである。
全国でつじつまを合わせる、つまり全国で徴収した通行料金で全部の高速道路をまかなっていこう(プール制)、
という考えで、これも理屈としては理解できた。
しかしながら、今回の民主党のやる無料化は、地方のみが無料化で、都市部では従来通り高い通行料金を
支払い続けなければならないことになった。
そもそも採算の取れないと判っていた地方の高速道路を建設しておいて、そこは無料化し、すでに償却した名神や
東名で今後も高い通行料金を徴収されるのは納得し難い。
割り勘で呑むと約束しながら、一部のメンバーのみがタダ酒になるような話である。
名神や東名、首都高速や阪神高速を無料化しないのは、都市部の高速道路は無料化すると渋滞が激しくなるからだ、
という説明だが、本来都市部の高速で徴収した通行料金を使って渋滞が解消されるように車線を増やすとか、
新しい都市高速道路を建設するというのがスジだと思う。
たださえ都市部で渋滞にあえぎ、高い通行料金を徴収されているのに、そのお金が僻地の閑散とした高速道路の
無料化に転用されるとしたら虚しい。
地方の高速道路の無料化では経済効果も期待できない。
民主党よ、ドライバーを馬鹿にしてはいけない。
2010.2.3.
アクセルとブレーキの踏み間違いの事故が多い。
バックをセレクトするとブザーが鳴ったり、一部の安全対策は取られているがまだ十分ではない。
アメリカでのトヨタ車の暴走事故はアクセルペダルがカーペットに引っかかって暴走したと言われて
いるが、制御コンピューターの異常が暴走を引き起こした可能性があるとも言われている。
最近はいろいろな部分に電子部品(コンピューター)が使われているので、それが異常を起こす
可能性がある。ところが、オートマチック車にはいざとなるとエンジンを止めたり、動力を切るような
手段が無い。
昔は機械的にセレクトレバーを動かしていたので非常時には無理やりにレバーを切り換えることが
できた。
エンジンスイッチも回転させてオフにすればエンジンを止めることが出来た。
今はセレクトレバーも中身は単なる電気式のスイッチになっているものが多い。
エンジンのスイッチに至っては押しボタンである。
押しボタンスイッチは故障しやすい構造であり、いつ何時スイッチが壊れるかも知れない。
電気回路や電子部品の故障の場合には強制的にエンジンを止めたり、動力を遮断する手段が無い。
非常用のキルスイッチを設けるか何らかの緊急停止方法を作っておくべきだ。
2010.1.8.
崖崩れがあるか、停車している車があるか、急に道幅が狭くなっているか・・・・
ブラインドカーブの先には何があっても良いように常に備えて走っているつもりだが、
あるとき走り慣れたブラインドカーブで大きな失敗をした。
この道は国道でブラインドカーブの先でしばしば渋滞していることもあり、急停止できる態勢で
カーブに突っ込んだ。予想したようにブラインドカーブの先で渋滞していたのでブレーキを掛けたが
止まらない。
何と、路面が凍結してツルツルになっている。
昨夜からの冷え込みで路肩の溝が凍り、そのためにあふれた水が路面に広がり凍って路面を覆い、
全面がスケートリンクのような状態になっている。
いつも走っている道だから状況がわかっているつもりだったが、路肩の溝が凍ることによる溢水と
路面の凍結という事態までは予測できなかった。
やや下りの左カーブだから対向車線に向かって滑っていく。これでは対向車と正面衝突をするのは
間違いないと一瞬覚悟したが、幸い対向してきたトラックが急停止してくれたので事故を免れた。
2010.1.5.
民主党の政権になり、高速道路の無料化が公約だからその準備のための社会実験を開始するという。
しかしながらどうやら無料化を考えているのは一部の高速道路だけのようで、有料区間と無料区間が
できるとしたら、その料金格差が激しくなる。
筆者は高速道路の通行料金が高すぎると苦言を呈したが、無料にせよというつもりはない。
道路の維持費も掛かるし、高速道路の安全のためには維持費をケチって欲しくない。
妥当な額の通行料金であれば有料で構わないと思う。
高速道路を走るガソリン代よりも高速道路の通行料金が高いのはどう考えても異常である。
高速道路の通行料金を1キロ10円以下にする、これで現在の半額弱であるが、この程度が妥当な
通行料金の上限だと思う。
通行料金の無料化は極端で、維持費などが税金で賄われることになり、シワ寄せがいろいろなところに出てくる。
1キロ5円程度の通行料金を徴収するのはどうだろう。維持費も出るだろうし、貨物の高速輸送や
個人の高速道路の利用も促進するのに妥当な料金で、経済効果も上がると思う。
民主党が考えているように一部の高速道路のみの無料化などをやると、都市部の高速は有料のままだと
言っているので、地方のガラガラの高速道路が無料で、都市部のドライバーだけが高い高速道路料金を
払いつづけなければならないということになる。どう考えてもおかしい。
自民党のやった休日一律1000円も極端な施策だったが、民主党の高速道路無料化も極端な施策だ。
施策の急変化も急ハンドルも危険なことは共通している。
2009.12.17.
オービス、つまり自動速度違反取締装置はボーイング社で開発された、道路を走行する車両の
速度違反を自動的に取り締まる装置である。
オービス (ORBIS) は通称で、ラテン語で「眼」を意味する言葉からとった製品名である
制限速度を大幅に超過して走行している車両を発見すると、その車両の速度を記録し、ナンバー
プレート及び運転者の撮影を行う。
方式は初期のものはレーダーで測定してフィルムに記録する方式だったが、すぐにフィルムが
一杯になってしまい、それ以上の撮影ができなくて取り締まり出来ないし、レーダー探知機で
事前にわかるので、レーダーだけを作動させて警告だけしているのではないかといわれている。
最近では速度測定をレーダーで行い記録にフィルムの代わりにデジカメで撮影して画像を電子的に
送るシステム(Hシステム)もある。
レーダーを使用しないで、地面に埋めたループコイルで速度を調べ、画像を電子的に送るシステム
(ループコイルLHシステム)も出来ている。
自動速度違反取締装置は基本的には赤切符の違反のみを取り締まり対象とし、一般道路では制限
速度を30キロ以上超えた場合、高速道路では制限速度を40キロ以上超過した場合に撮影される
(都道府県によっては、取り締まりの超過速度の値が違う場合もあるので注意)。
撮影の瞬間に、多くの場合は赤色(白色のものもある)のストロボ(フラッシュ)が発光するので
判るがそのときには撮影は終わっている。
取締機によって撮影されると、数日から遅くとも15日以内に警察からその車両の所有者に出頭通知が
普通郵便で送付される。
レンタカーなどの場合は、レンタカー会社で免許証の番号から運転者を特定して通知がされるので
数週間から数か月経過して忘れたころに呼び出し状が届く場合もある。
普通郵便で送付されるので、届いていないとして出頭を拒否する悪質もドライバーもあると言う。
過去にオービスによる取締りは「(違反者、同乗者の)プライバシー権の侵害である」という点で
最高裁で争われ、違反の摘発のために撮影が許されるにしても、「事前告知」と「犯罪行為の瞬間の
撮影」が必要であると裁判の判決がなされ、それ以来、自動速度違反取締装置を設置している道路には、
取締機を設置していることを警告する予告看板が設置されるようになった。
自動速度違反取締装置設置箇所の約2−3キロ手前に少なくとも2箇所設置してある。
看板には「速度自動取締路線」と記載してあることが多く、青色や白色などがある。高速道路では
おおよそ1キロごとに予告看板があり、最初の2枚の看板が予告で、3枚目の看板と同時にオービスの
カメラがある。ほとんどの場合3枚目の看板がカメラだが例外的に予告看板が多い場合もある。
普通の国道では予告看板の間隔はおよそ500メートルが多い。
走行しながら3枚目の看板を探して減速すれば決してオービスに引っ掛かることは無い。
最近のGPS式のレーダー探知機にはオービスの位置が記録されており、自動速度違反取締装置設置箇所に
接近したら知らせてくれるタイプも多い。
2009.10.27.
走行するとドンドンと突き上げのある場所がある。
山道に多いので暴走防止、つまりドリフト走行防止のためだと思うが、このような路面でもドリフトしたのか
タイヤの屑で真っ黒になったところを見たこともある。
このような突起があるとゆっくり走っても車体に衝撃が伝わり不快である。
同じ間隔で突起が作ってあるので共振して非常に不快だ。特に両輪が同時に衝撃を受けるのでショックは
大きいし、車のサスペンションに与えるダメージ(アブソーバーやブッシュの劣化)も嫌だ。
振動で不快感を与えることを狙いとしているので、不快感を感じるということは効果があるのだろうが、
ゆっくり走行しているドライバーも不快感を味わうのは堪らない。
この部分は速度を上げて走った方が衝撃もサスペンションに与えるダメージも少ないのではないかと思うくらいだ。
路面の突起は通常左の路肩を除いた部分から始まってセンターラーインのやや左側で終わっている。
そこで、このような路面になると、左輪を路肩に寄せて、右側の車輪のみが凸凹部分を走るようにする。
路肩が少ない場合や対向車が居ない場合は、右輪をセンターラインに乗せて左輪のみが凸凹部分を走るように
すると片輪のみが衝撃を受けるので、不快感や車体に対するインパクトが少なくなる。
このような走行をするのが車のサスペンションを守り、不快感を減らす精一杯の対応策である。
なお、通行量の非常に多い道路ではタイヤの両輪が当たる部分のみ凸凹が磨り減って、実際にほとんど衝撃が無い
場合もあるので路面観察も重要である。
外国では私道や駐車場の入り口などの路面に道路を横断するようにバンプ(bump)と呼ぶ大きなコブが
作ってあることが多い。
コブは1個だけだが高さが数センチもあるような山(bump)が路面を横断しているので、高い速度で進入すると、
フロントサスペンションが完全に圧縮されてドシンと強い衝撃がある。
ゆっくり走ると船でうまく波を乗り越えたような感じでユラリと衝撃なしに乗り越えられる。事前にこのコブの
予告が路面にbumpと記載されている。
この方法は日本ではほとんど見かけないが、学校の近辺の横断歩道などに設置すると効果的だと思う。
この方法では必ず減速しないと通過できないからである。
なお、バンプbumpとは軽い衝突、ドシン、バタン、 ドン(という音)、 がたがた揺れながら進むなどという
意味がある。
ついでに類語の「bumper」はまさに自動車のバンパーであり、衝突よけの当てもの、とか、ぶつかるという意味である。
2009.10.13.
昔のオルガン式のアクセルの場合は、マットが上に乗るとマットがアクセルを押さえたようになり、
アクセルが戻らないことがありうる。
最近の車はオルガンのペダルのように床に支点があって踏み込むタイプのアクセルはついていない。
アクセルは上から吊り下げ式になっている。
オルガン式のペダルは支点のところ、つまりヒンジのところに砂が溜まるし、マットでそれを防止する
ことはできない。その点吊り下げ式はマットがアクセルの下まで敷きこめる。
アクセルが上から吊り下げられているわけだからマットが引っ掛かるわけがない。
どうして事故になったのだろう。
アクセルと床の間隔が狭かったのか、それとも何枚も厚いマットやカーペットを敷いていたのかも知れない。
おそらくユーザーの責任範囲だと思うが、リコールをするからにはメーカーも責任があることを
自認しているのかも知れないが不思議な事故である。
2009.10.6.
歩道を乗り越え、コンビの中まで飛び込んで怪我人も出ている、という。
以前我が家の車が有料駐車場で駐車中に、オートマチック車のペダルの踏み間違いで激しく衝突され、
全損したことがあったが、全く同じタイプの事故だ。
アクセルとブレーキを勘違いして、アクセルペダルを目いっぱい踏むので猛烈な勢いで飛び出す。
運転している本人はアクセルペダルでなくブレーキペダルを踏んだつもりなのに車が止まらないので、
車を停止させようと焦ってペダルをさらに強く踏むが、踏んでいるのがアクセルペダルだから堪らない。
このような事故を目撃した人が言っていたが、事故現場ではエンジンが最高回転でブンブンと回ったままで、
アクセルを踏みつけたままのドライバーがエンジンの回転が下がらないといって焦っていた、という。
最近はオートマチック車限定の免許があるので、オートマチック車にしか乗らない人は右足でアクセルペダルを踏み、
ブレーキペダルは左足で踏む癖をつけるべきである。
右足と左足を間違えるような人だと同じような事故がおきるかも知れないが、左足ブレーキをマスターすることで
ペダルの踏み間違いによる馬鹿な事故はグッと少なくなると思う。
ただし、マニュアルミッションに乗る人は左足がクラッチの操作に馴染んでしまっているので左足ブレーキを
マスターするのは難しい。
筆者はマニュアルミッション信奉者なので、オートマチック車に乗る機会は少ないが、何かの拍子にオートマチック車を
運転する機会があったときに、何気なくクラッチのつもりでブレーキペダルをスッと踏み込むという失敗をしでかした。
途端に助手席の同乗者がつんのめった。その後オートマチック車を運転するときは間違って左足がブレーキを
踏まないように左足を助手席側に投げ出して運転したことがある。(笑)
2009.9.25.
普通の十字路だと交差点に向かって4本の道路が入っているので信号が4個。
交差点に5本の道路が入る5叉路だと信号が5個。
Y字路だと3本の道路だから信号3個。
交差点に入る道路のそれぞれに信号が必要なので道路の数と信号の数が同じなのはあたり前だと思うのだが、
T字路、あるいはト字路には道路が3本しかつながっていないのに信号が4個ついている。
道路の無い側から交差点に向かう向きに信号がある。道路の無い側から車が出てくることは無いので
道路を横断する歩行者用だろうか、としたら、歩行者用の信号と重複するような気がする。
2009.8.25.
その後警察の交通課の警察官と話をする機会があったので、T字路、あるいはト字路の信号機の
数の問題について質問してみた。一人の警察官はこの疑問に答えられず、先輩の警察官2名に質問。
古参の警察官の回答では、「信号を右折する自転車などの軽車両は自動車と違い、直角に右折しないと
いけないので、そのときにこの信号を見て渡る」という。なるほどそうかと疑問が解けた。
2009.10.5.
何の事故で通行止めなのか、どの程度で復旧するのか、という情報が全く無い。
事故の原因については情報を周知する必要性は低いが、何分、あるいは何時間で復旧する見込みなのか、
という情報は非常に重要だ。
事故の程度により閉鎖する時間が変わってくるだろうが、道路の表示板やネットでは、復旧に
1時間とか、3時間の見込みとか、おおよその時間でよいので表示してほしい。
ビジネスなどで遅れると困る人が多いと思うが、通行止めで遅れることは仕方ないとして
どの程度の遅れになるのか、顧客や会社に連絡する必要もあろうし、迂回路を検討するためにも
通行止めの時間の予測は知らせて欲しい。
事故処理のプロも居るだろうに、復旧に要する見込み時間くらいは予測できるはずだ。
2009.8.10.
対向車や右側車線の車両と接触すると簡単に右腕がもぎ取られる、という危険性が全く認識されていない。
右側の窓からダラリと腕を出すと風が大量に室内に入ってくるので暑いときには気持ちが良いことがあるが、
右腕を無くすリスクを考えると止めた方が良い。
昔のクルマには三角窓があり、その角度を調節することで室内に風を入れることが出来たが、
最近のクルマには三角窓が無いので、そのかわり右腕を出して風を入れているのかも知れない。
どうしても室内に大量の風を入れたいのなら、片側の窓だけでなく、助手席の窓や後ろの窓も開ければ
三角窓が無くても十分な風が入ってくる。
さらに右腕をドアから出して運転すると今はベンチシートではないので身体を斜めにドアに持たせかける
ことになり、姿勢が悪いために、肩こりや腰痛の原因にもなる。
2009.7.21.
事故現場の悲惨な映像を見せて、「事故は怖い」というイーメジを植え付けるやりかただった。
悲惨な事故現場を見せれば事故が減るものと考えたのであろうが、怖いという意識を植え付ける
だけでは事故防止には余り効果が無かったらしい。
最近の安全運転講習はもっと科学的になり、ドライブレコーダーの画像を見せてなぜ横道から
飛び出した自転車が視覚に入らなかったのか、とか、錯覚のおこるメカニズムや予知などの
コツを巧く説明し、事故の防止のために有用な内容になっている。
さらに自分の性格や弱点を知って安全運転につなげるようなヒントも説明されている。
今までは免許更新のときの講習会は時間の無駄だと思っていたが、こんなに良い内容なら
免許更新の機会のみならずもっと頻繁にこのような講習会があっても良いと思う。
2009.7.20.
免許証を更新するたびに交通安全協会費の強制的な徴収に立腹していたが、今回は立腹せずにすんだ。
交通安全協会の窓口が別になっており、任意で加入できるようになっていた。
何年もかかり、ようやくまともな形に近づいたかと思う。
で、加入したのか、というと加入しなかった。
任意加入という形が取られるようになったのは大きな改善ではあるが、やはり交通安全協会の
費用の用途が良くわからないからだ。
また、警察の組織ではないにもかかわらず、 税金で運営されている免許証更新センター内に
交通安全協会が場所を占めているのはやはり明快ではない。
交通安全協会の予算と支出がガラス張りになり、意味のある使い方がなされているなら
加入しても良いと思っているが、経理状態が明確にされるようになるのは何年後だろう。
2009.7.10.
意外と若い女性などが装着しているので流行なのだろう。
このタイプのステアリングカバーは昔ハヤったことがある。
運転の上手い親友が脇道から飛び出してきた車を避け損なって事故になった、という。
そんなヘマをするような友人ではないのでおかしいと思って詳しく聞いた。
彼は脇道から飛び出してきた車を避けるためにステアリングを切った。それで事故は起きないはずだった。
ところが、とっさにステアリングを切ったつもりが、ステアリングカバーが外れてステアリングではなく
ステアリングカバーを回していたのだった。
普通のステアリング操作ではステアリングカバーは外れないが、とっさに急に力を入れた途端に
外れることがある。
そもそも被せるタイプのステアリングカバーだから、外れるわけだ。
被せるタイプのステアリングカバーは危険なアクセサリーだ。
ステアリングにカバーをつけるなら、紐で縛って外れないようなタイプにするべきだ。
2009.7.8.
とか「乗せてもらう」という意味がある。いわゆるヒッチハイクだ。
日本でもインターチェンジの近くで目的地を示すボードを示しながらヒッチハイカーが乗せてくれる車を
探しているのを見かける。
外国でも同様な旅行者を見かけるが、そのほかに短距離を乗せてもらうヒッチというのがある。腕を横に
伸ばして親指を立てていたり、歩きながら腕を横に伸ばして乗せて欲しいと合図している。
バスなどの公共交通機関の無い田舎道などでこのような人(若者が多い)を見かける。
日本人は親切心で同乗させたくなるが、外国に住んでいたときに、その国の人から「ヒッチを希望する人を
車に乗せてはいけない」と注意された。なぜなら、突然ナイフや銃を突きつけられて強盗に早変わりするかも
知れないからだという。
日本ではタクシー強盗以外にはそんな犯罪は聞いたことが無いが、女性が誘われて車に乗ったら運転者が
狼に早変わりして襲い掛かったりする事件はしばしば発生しているので「知らない人の車には乗ってはいけませんよ」
ということになる。
「知らない人を乗せてはいけません」というのと、「知らない人の車には乗ってはいけません」 というのは
かなり違うように思うが、どちらが加害者になるか被害者になるかの違いだけで、他人と同乗する危険は同じ
なのかも知れない。
2009.7.5.
本来は歩行者を車から保護するもので、次に車が崖などから落下しないように保護するもの
だろうと思う。
しかしながらときどきガードレールに突き刺さってドライバーが死亡するとか、歩行者が
ガードレールと車の間に挟まれて怪我をする、などいう事故がある。
ドイツなどでは車がガードレールに突き刺ささらないようにガードレールの端は地面に埋めてあり、
緩やかに立ち上がっている。ガードレールの端に衝突すると車が緩やかに転倒するかも知れないが、
ガードレールに車が突き刺さるような事故はドイツでは起きない。
また日本では道路の横が畑のような場所にガードレールがある。ガードレールが無くて車が畑に
飛び込んでも問題のないような道路に頑丈なガードレールが設置してある。
そのために道路の端を歩いていた人がガードレールと車の間に挟まれるという事故が起きる。
ガードレールが道路の周囲をガードするのは二次時な目的のはずであるが畑や田圃を守るためだけの
ようにガードレールが設置されたところが多い。
ガードレールの本来の目的に沿うように設置されるべきだと思う。
福岡市で平成18年、飲酒運転で多目的レジャー車(RV)に追突して橋から海に転落させ、幼児3人を
死亡させたとして、危険運転致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の罪で危険運転致死傷罪を適用し、
福岡高裁が懲役20年を言い渡した。
飲酒運転で3人も死亡させたので懲役20年は妥当だと思うが、もし、橋のガードレールの強度が十分だったなら、
車両が転落することもなく、幼児3人は死ぬことも無かったのではないかと思うと残念でならない。
2009.5.18.
二輪車用の機器は特殊で1社しか製造していないので、予約待ちで1年もかかるということだ。
だが、ETCの機器がなくてもETCカードさえあればETC料金が適用されるということは意外と
知られていない。
ゲートに設置されているETCの機械の不調や、自動車に装着したETC機器の不調、あるいは
ETC機器のない他人の車を借りて使うときなどのために、有人のゲートで手作業でETCカードに
課金できる仕組みができている。
ノンストップでゲートを通過することはできないが、インターチェンジの入口のETCではない
ゲートへ入って通行券を受け取り、出口では有人の料金ゲートに入り、通行券と一緒に
ETCカードを出すと、ETCの機器を使った場合と同じ料金がカードから徴収されるようになっている。
いくら課金したかの伝票もくれるので間違いない。
ETC機器が品切れで割引特典が利用できない、などと嘆く必要はない。ETCのカードはクレジット
カードと同じで簡単に加入できる。
ただし、ETCのカードを持っているからといってETC機器のない車でETCのゲートに入ってはいけない。(笑)
注記:実際上前述の方法でゲートで割引が適用されるが、NEXCOの建前では、「ETC機器を装着した車で
通行した場合に限り割引が適用」ということになっており、「ETC機器のない車で有人ゲートでETCカードを
出して清算すると割引無しの普通料金になります」という回答だ。建前は堅いことを言っているが
実際の運用は柔軟なようである。
2009.5.13.
その後NEXCOの方針が変わったのか、ETCの機器を装着していないとETCカードだけでは割引は適用しないと最近のNEXCO各社のホームページに記載が入るようになった。
NEXCO中日本のHPには次のように記載されている。
■A.当社の工事・点検システム障害等によりETCレーンが閉鎖されている場合や、入口にETCが整備されていない料金所からご利用される場合は、お手数ですが、入口料金所では通行券をお取りいただき、出口料金所では、係員にETCカードと通行券をご提示のうえ、ETCをご利用できなかった旨と時間帯割引をご利用される旨お申し出ください。割引条件が満たされていれば、時間帯割引を適用させていただきます。(お申し出がない場合には、割引は適用されませんので、十分ご注意下さい)
※ETC車載器が搭載されていない場合、故障している場合あるいは仮ナンバーの場合は、入口料金所を無線通信によりご走行いただくことができませんので、各種ETC時間帯割引は適用されません。
※「出口料金所」でETCをご利用できない場合は、一般レーンを通行し、料金所係員にETCカードをお渡しください。割引適用条件が満たされていれば、自動的に割引が適用されます。
NEXCO西日本や東日本のホームページには次のように記載されている。
車載器のない場合でもETCカードで通行料金のお支払いはできます。
その場合、入口で通行券をお取りになり、出口では係員のいるレーンで料金所係員に通行券とETCカードを渡してください。
※ただし、ETC時間帯割引など入口を無線通行することが適用条件になっている割引は、車載器がない場合は入口を無線通行することができないため、ご利用できません。
2011.5.30.
いう料金は魅力的である。
この制度のために高速が予想以上の渋滞になるので休日に高速に入るのを控えていたが、
連休明けの週末に高速に入った。
普段見かけないような遠方のナンバーを見かけるので、この制度を利用して遠出を
しているドライバーが多いことを窺わせた。
景気が良くなるきっかけになれば良いのだが・・・・。
もうひとつ感じたのは、乗用車がたくさん走っているせいか流れが速くなっていることで、
走行車線が120キロで流れている。
高速道路はこの程度で流れるのが本来のありかただと思う。
車の性能や道路の状況からすると速度制限も120キロにする時期になっているのではないかと思う。
2009.5.11.
進入速度を時速20キロにしてください、という指示がなされている。
たしかにまだETCを装着していない車両が有人の料金ゲートを通過しているので、速度差が
つきすぎて合流時にクルマ同士が衝突したりする事故を避けるためには速度を落とす必要がある。
今回の速度制限は、ゲートにおいて車載のETC機器と電波で通信するときに、ゲートの機器の
反応速度の関係で速い速度でゲートに入ると、ゲートが開くのが遅れ、ゲートに衝突することが
多かったのでETCのゲートを通過するときの進入速度を下げるように指示しているようだ。
ETCは料金ゲートの無人化を図る、という目的であったはずで、ランプウェイを走行する速度、
つまり、時速40キロでゲートが作動しなければならないのだが、実際にはゲートの反応速度を
上げるように機器の改良をしないで、逆に速度制限を課している。
ETCの機器のためにわざわざ時速20キロに徐行しなくても、普通に40キロで走行しても機械が反応し、
自動的に間違いなく料金が課金されるシステムが本当の自動化システムである。
現在のETCは、わざわざ速度を下げて対応してやらねばならない技術的に未完成の半自動システムと
いわざるを得ない。
2009.3.25.
最近はユーザーにとってETCのメリットは大きくなっている。
ETCの普及度は上がっているに違いないが、それでもインターの出口で係員の居るゲートに
並んで料金を払っている車が多いのに驚く。
先日カー用品店の中でETCを購入し、装着を注文している人を見かけた。
機器とセットアップと装着でおよそ2万円だ。
ほとんどタダで入手できるのにこんなところで買う必要は無い、と声を上げそうになった。
現在はNEXCO各社つまり高速道路を所有維持している各社や、首都高速道路や阪神高速道路が
いろいろな割引キャンペーンをしていて、およそ5000円の負担で装着できる。
首都高速道路のキャンペーンでは取り付け料を含み4980円の負担だが、NEXCO西日本の
キャンペーンを利用して自分で取り付ければタダになる。
このキャンペーンは西日本に居住していなくても利用できる。
取り付けは難しくない。カーステレオを装着できる知識があれば誰でも装着可能だ。
最近はETCに限り高速道路通行料のいろいろな割引も適用されるし、割引率もかなり大きくなってきた。
近く実施される休日の1000円定額という特別な通行料もETCに限り適用される。
5000円負担して装着してもすぐにモトが取れる。
高速道路のサービスエリアやパーキングエリアから出入りできるスマートインターチェンジも
使えるのでETCは必須のアイテムだ。
2009.3.3.
急にこちらのクルマの直前に会釈しながら割り込んできた。
一時停止を守らないクルマが多いから、急に割り込んでくることも予期していたので
衝突しないですんだが、会釈すれば、一時停止しなくても良いのと勘違いしているのでは
ないかと思わせる行動だ。
会釈すれば何でも許されるとも思っているのだろうか。
それとも会釈することでマナーを守っているつもりなのかも知れないが、大きな間違いである。
確かに女性に限らず手を上げて頭を下げながら無理な割り込みをするクルマが多いし、
無理やりに割り込んでからハザードランプで挨拶するクルマも多い。
無理な割り込みは危険なので、会釈やハザードランプを点灯したら無理な割り込みをして良いと
いうものではない。
危険な運転を避けるために早めに合図しなければならないのに、わかっていないドライバーが多い。
会釈は要らない。
それよりも早めに合図をする習慣をつけることと、一時停止などのルールは守らないと危ないことを
もっと認識して欲しい。
2009.2.18.
ラインの上を走るクルマが多いから磨耗して白線が薄くなる。
左カーブで左の路側帯を示すラインが消えていることが多い。
誰もが左側に寄せて左カーブを曲がっているからだ。
そんな道路ではセンターラインも薄くなっていることが多い。
ということは対向車がセンターラインを踏みながら走っていることが多いコーナーだということだ。
左カーブでセンターラインが薄くなっているところは対向車がこちらの車線に入ってくる可能性が高いので
十分注意しよう。
言い換えると右カーブではセンターラインを決して越えないような運転が必要である。
路面の白線の薄くなっている具合でそのカーブの危険度が判断できる。
路面のブレーキ痕もあればさらに危険なカーブと判る。
路面の白線の磨耗の状態はカーブの危険度の指標となる。
皆が白線を踏むということは道路設計に無理があることの証拠である。
本当は白線を踏まなくても走れるような道路を作るべきなのだが。
2009.2.14.
本来道路で自動車を運転するのは禁止されている、という。
自動車で道路を走行するのを禁止しているのだから、運転免許は、道路の走行を禁止されているのを特別に「免じて」
例外的に運転を「許す」というものだ、という内容の話だった。
何となく言いたいことはわかったが、やはり「お上」としての発想だと思う。
「免許」と「取り締まり」という言葉は対(ペア)になっているようで、今の警察も岡っ引きが十手を持っているころの
発想を引きずっているような気がする。
免許という言葉に相当する英語はライセンスであるが、ライセンスは日本語の許可や免許と訳してあることが多いが、
実際のニュアンスは、「資格」という日本語にもっとも近い。
資格があるだけなのだから、自己責任で安全に運転したい。
2009.2.6.
接着(せっちゃく、Adhesion)とは二つの物体が接したときに働く、分子を引き付ける力で起こる現象で、溶剤で
溶ける性質のプラスチックは接着剤でくっつく。特にPVC塩化ビニール、スチロール(PSポリスチレン)、アクリルなどは
溶剤性の接着剤でしっかりと接着できるが、自動車に多用されるプラスチックは接着剤で完全に接着できることは少なく、
プラスチック製の部品が割れると苦労する。
特にプラスチックのレンズ、ヘッドライトの枠を固定する部分、内張りを固定する爪、グリルの爪などにヒビが入ったり
割れた場合には部品交換しないといけない場合も多い。
そんなときに試してみる価値があるのは「プラリペア」である。
http://www.plarepair.net/
プラスチック(アクリル系)の粉末を溶媒で重合(polymerization)させることにより、化学反応で架橋化され一体化するので、
接着剤よりも強固に修理が可能。溶媒の雫(しずく)にプラスチック(モノマー?)の粉を含ませてから接着しようとする部分に
広げるという簡単な方法である。
欠けた部分が欠損していてもその部分に肉盛りして補うことも可能である。プラモデルなどの修理も可能だが溶媒の雫より小さな
部分を修理する場合は硬化してから余分な部分を削り落とす必要がある。
これまでプラスチックの部品は補修できないと思っていたが、プラリペアでの補修は強度も十分で実用に十分耐える。
割れた板も多少は膨らむが断面同士を接着できるのではないかと思う。
高価な交換用のパーツを買う前に試してみる価値はある。
修理できるものはABS樹脂・AS樹脂・PMMAアクリル(メタクリル)樹脂・PSポリスチレン・PVC塩化ビニール樹脂・PCポリカーボネート・
ASA樹脂・AES樹脂である。例外もあるが、叩いて金属的な高い音のするプラスチックはたいていOKだ。MF不飽和ポリエステル樹脂・
PUポリウレタン・EPエポキシ樹脂は何とか修理が可能。PE(ポリエチレン)・PP(ポリプロピレン)・PTFE(フッ素樹脂)・
PA(ナイロン)・エンプラ系樹脂等はプラリペアでも修理は無理だ。
ネットでいろいろなショップが扱っているが購入するにはここhttp://www.plarepair.jp/が安いような気がする。
2009.1.16.
特に重宝しているのは2液混合型のエポキシ系の接着剤で、商品名ではCIBA(チバガイギー)のアラルダイトが
有名である。これは10分で硬化する速乾性のものから12時間以上かかる長時間硬化型などいろいろな種類がある。
他社から2分で硬化するという製品も市販されている。速乾性のものはそれなりに便利であるが、接着力は
長時間硬化型の方がはるかに優れている。
エポキシの特長は、接着力が非常に強力であること、金属・硬質プラスチック・コンクリート、ガラス・木などにも
良く接着できる。耐水性が高く、長期にわたり強力な接着性を示すことである。
エポキシ系接着剤は溶剤が揮発して硬化するのではなく化学反応(重合)によって硬化するので、収縮率が小さく
充填目的に使え、ネジを切ることも可能である。
欠点は使用するたびに主剤と硬化剤を等量混合しなければならないので面倒であること。(一部には混合する必要のない
1液性のものもあるが、硬化のために150-180度に加熱が必要)
混合したものは使い切るしかないので無駄がでること。硬化に時間がかかること、そして比較的割高であることである。
厳密にいうと硬化する前の成分には発ガン性があるが、硬化後は心配はない。
しかしながらその高性能は欠点を考慮しても非常に有用な接着剤である。
粘土状の2種類のパテを捏ねて混ぜ合わせて使用するエポキシパテは充填してネジを切ったり、整形して道具の柄や
ハンドルにすることができる。
ぺンチなどのハンドツールの指の当たる部分に盛り付けておくと工具が使い易くなる。
同様にしてスプーンやフォークなどハンディキャップのある人のための補助具を作ることもできる。
エポキシパテクイックスチールは金属部分への充填やネジ切りに適している。
メタルグリップやメタルウェルドなどという金属専門の接着剤も市販されており、耐熱性や耐油性もあるのでオイルパンの
補修にも使用できる。
エポキシ接着剤(アラルダイト)を開発したのはチバガイギーだが、現在ではアラルダイトはHUNTSMANという会社が扱っている。
エポキシ接着剤は特許が切れて、今ではセメダインやコニシボンド、デブコン、3Mなど各社からいろいろな特性のものが
市販されている。
水中硬化型のエポキシ系接着剤アクアスティックというのもある。
筆者の大学時代の卒論のテーマはエポキシだった(^_^)
2009.1.15.
注意を喚起させるためにブレーキを何回かに分けて踏み、ブレーキライトを点滅させて停止することに
している。
赤信号で停止時はサイドブレーキを引くようにしているが、後ろからトラックがやってきた場合も、
停止したままブレーキを数回踏んでブレーキライトを点滅させ、トラックの運転者に自車が停止していると
注意を喚起する。
さらに後ろにトラックが停止したら自車のブレーキライトをチェックする最良のチャンスだ。
始業点検でブレーキライトも調べないといけないことになっているが独りでブレーキライトの点検を
することはできない。
後ろにトラックが止まっているときにブレーキペダルを踏んで自車のブレーキライトの光がトラックの
バンパーなどに反射するかどうかを確認することで電球が切れてないかチェックできる。
ブレーキランプの故障のままで走っている車が多いので、気になって仕方が無い。
2008.12.11.
厳しい影響を受け、ホンダが突然F1からの撤退を表明した。
F1費用は年500億〜600億円規模で700名の社員を擁しており、営業利益の1割にも相当する
負担だけに、経営資源の効率的な再配分が必要との認識から決定したとしているが、F1に注いできた
経営資源や人材を新しい分野、つまり、低燃費車の開発などに回す方針だという。
これはホンダらしい正しい決定だと思う。
F1はもはや走るエンジン化してしまい、実際の自動車に応用する面は少なくなっているのではないかと
思っていた。
特にレースを面白くするためにタンクの容量の制限などがあり、技術上のテクニックやドライビング
テクニックよりもピットワークの速度を競うなど完全にショー化してしまっている。
エコロジーの問題、石油資源の問題など自動車を取り巻く環境は厳しい。
F1よりも新しい領域の研究に経営の資源を投入するという革新的な決断をしたホンダのトップマネジメントに
敬意を表する。
技術の進歩というならツーリングカーレースの方が得るものが大きいと思う。
2008.12.6.
ワイパーブレードなどいろいろな商品が出ている。
特に雨の降り始めはフロントウインドウに付着した油膜のためにワイパーで巧く水が拭えないし、特に
夜間は乱反射して視界を損なう。
走行中に空気中の汚れなどでフロントウインドウに油分が付着して油膜を作るので、どうしてもそうなる。
ワイパーブレードのゴムにも油分が付着しているので巧く拭えない。
いろいろな方法を試したが、雨の日にワイパーを動かした状態でクリンビューなどのスプレー式のガラスクリーナーを
吹き付けると、ガラスの表面とワイパーのブレードの双方からオイル分が拭われてガラスが綺麗な状態になり、
乱反射も防ぐことが出来る。
走行していて再び 油膜で視界が損なわれるようになったら、信号停止時に運転席から右手を出してそのままフロント
ウインドウにガラスクリーナーをタップリと吹き付ける。フロントが真っ白になるくらい吹き付けてそのまま
ワイパーを動かしながら走る。
ホームセンターで売っている安物のガラスクリーナーで良い。
雨の降り始めに二三回も繰り返せば完全に油膜が取れる。
これが一番効果的で確実でしかも安上がりな油膜取り方法だと思っている。
2008.11.23.
光軸をそろえているので、ヘッドライトのレンズは素通しになっているものが多いが、
そのためかHID(ディスチャージ式)の強力な光と相まって対向車の光が非常に眩しい。
真正面から見たときにはそれほど眩しくないので、きっと主光軸からやや外れたときに
眩しく感じるのだと思う。
車検でもそうだが、主光軸(ハイビーム)しか調べないので、ロービームから横に漏れる
光が対向車に眩しいかどうかの配慮が無い。
反射鏡の性能がまだ不十分で、斜めに対して眩しくないような設計になっていないにも
かかわらず、「格好良いから」という理由で素通しのレンズが普及してしまったのだろう。
かつてマーシャルとかシビエ、ヘラー、キャレロなど有名な外国のメーカーのヘッドライトは
レンズで巧妙に配光して、運転しているとヘッドライトの高さで真横に光が切れており、
左側に対しては斜め上に光が届くようになっていた。
また、プロジェクター方式のライトは光軸のキレが良く、照らすべきところはクリアーに
照らし、対向車に眩しくない良いライトであるが高価なためか余り普及していない。
ファッションで素通しのレンズをつけるのは良いが、反射鏡方式のヘッドライトの屈折性能を
高めて対向車に眩しくないようにして欲しい。
ルーバーをつけて光軸を揃えると対向車に眩しくないライトが簡単にできると思うのだが。
2008.11.7.
大きく影響することは意外と知られていないようだ。
駅で通勤客の帰宅を待っている車が今日も長時間アイドリングをしている。
環境省のデータによるとアイドリング10分間あたり燃料消費量は0.14リットル
とされている。もちろん排気量や車種により多少の差はあろうが、ムダなアイドリングを
やめれば、おおよそ消費する燃料の少なくとも10%程度の節約にはなると思う。
スイスのように信号待ちでもエンジンを止めればさらに燃費が良くなると思う。
エンジンを止めれば環境にもやさしい、アイドリング10分間あたり二酸化炭素排出量
(炭素換算)90グラムと言われている。
アイドリングでさらに気になったのは、最近の車は水温の調節が微妙になったのか、
何と、アイドリング時に数秒間隔で冷却ファンが回ったり止まったりすることだ。
最近の温度センサーの感度が敏感過ぎるのかも知れない。
気温が20度と快適な気温だったので、筆者はエンジンを止めて待っていたが、そんな
外気温なのにアイドリング状態で冷却ファンが頻繁に回転することが信じられない。
しかもその冷却ファンの騒音が半端でなく喧しい。
限られた資源であるガソリンをアイドリングで垂れ流し、環境を破壊し、さらに騒音まで
撒き散らされたのではかなわない。
それにしてもそのクルマの中で夫の帰宅を待つと思われる女性はアイドリングの振動、
エンジンとファンの騒音、そしてガソリン代を払う財布の中身には関心が無いのだろうか。
少なくとも彼女の頭の中は環境保護についは全く何も考えていないことは間違いない。
きっとそんなことよりもこれから帰宅する愛する夫のことで頭が一杯なのだと思いたい。
2008.9.28.
確かに買い替えの時期に来ているのなら当然燃費の良いクルマに買い換えるのが正解だ。
だが、今の車が新しいのなら買い替えは高いものに付く。低燃費のクルマに買い換えたことによる燃料費の節約よりも、
新車に買い換える費用が多額になり、計算してみると普通のユーザーでは収支は合わない。
たとえば平均燃費10キロのクルマで毎月2000キロ走行する(ガソリンとして200リットル消費する)平均的なユーザーが
あると仮定する。
この人の毎月のガソリン代はリッター172円と仮定すると毎月172×200=34400円だ。
燃費が良いといわれるハイブリッドのプリウスの公称燃費は10・15モード走行で35.5キロだが、実際の使用に
あたっての燃費は使用状況にもよるがその半分の18キロくらいがいいところだ。
もし、プリウスに買い換えて毎月2000キロ走行して、ガソリンを111リットル消費すると19200円となる。
差し引き毎月15200円浮いて年間182400円の節約になる。
プリウスの価格は約227万円、諸経費を入れると恐らく250万になる。今乗っている車を50万円で下取りに
してくれたとして、差額は200万円。ガソリン代が少なくなったにしても約11年もたたないと元が取れない。
比較的新しい車や平均燃費が10キロ程度で、月間走行距離が2000キロより少ない人は今のクルマを乗り続けた方が
安上がりだ。
しかしながらリッター5キロしか走らないような低燃費の車に乗っている人や月間5000キロも乗るようなヘビー
ユーザーはためらわずに買い換えた方が良い。
たとえば平均燃費5キロのクルマで毎月2000キロ走行する(ガソリンとして400リットル消費する)ユーザーの毎月の
ガソリン代はリッター172円と仮定すると毎月172×400=68800円だ。
もし、プリウスに買い換えて毎月2000キロ走行して、ガソリンを111リットル消費すると19200円となる。
差し引き毎月49600円浮いて年間約60万円の節約になる。
プリウスを諸経費込みで250万で買ったとしても燃費が安くなった金額で3年余りで元が取れる。
毎月5000キロも走行するヘピーなユーザーを考えてみよう。平均燃費10キロのクルマで5000キロ走るとガソリンとして
500リットル消費し、毎月のガソリン代はリッター172円と仮定すると毎月172×500=86000円だ。
もし、プリウスに買い換えて毎月5000キロ走行すると、ガソリンが278リットル必要で47778円となる。
差し引き毎月38000円浮いて年間約46万円の節約になる。
プリウスを買った費用はガソリン代が節約できる金額で4年と4か月で元が取れることになる。
だがこのようなヘピーなユーザーは少ないし、この人はその4年と4か月で元が取れるかも知れないが、そのときには
プリウスは26万キロ走行していることになりヘビーユーザーの場合は遅かれ早かれ短いインターバルでクルマの買い替えが
必要になってくる。
2008.8.10.
原油の先物取引の影響で価格がこれほど高騰してドライバーの財布を圧迫するとは予想もつかなかった。
最近ガソリン価格がいくらになったらクルマを手離すか?というアンケートがいくつか実施されている。
GMOリサーチのインターネットによる2万3544人を対象とした調査によると、
「手放す決め手となるガソリン価格」は、「200円」が12%、「250円」が18%、「300円」が28%、
「400円」が7%、「500円」が24%、501円以上が11%だった。
「300円」以上になると半数以上が手放すという結果になっている。
別の調査でも、300円になると半数以上が手離すという結果が出ているが「1000円以上になってもやめない」
との回答も26.4%もあり、クルマ離れはなかなか難しい。
一方路上で実感するのは渋滞の減少であり、ガソリンスタンドもガラガラで店員が暇をこいている。
普段燃費に関心の無かったドライバーがガソリン代の高騰に反応しているのが可笑しい。
大排気量のRV車などに乗っていながら、車両の購入時にも燃費は検討せず、普段も車の燃料消費率に
全く関心の無いドライバーが財布から出ていく金額だけに反応している。
それでありながら、駅前のロータリーで家族が帰宅するのを待機している迎えの車が皆エンジンを
掛けっぱなしにしているのも可笑しい。
低燃費のクルマへの買い替えは長期的にみれば経済的かも知れないが、購入のための出費は馬鹿にならない。
燃費の良いクルマへの買い替えができなくても、せめて給油するたびに平均燃費を算出してキロあたりの燃料コストを
算出してみるとともに、どのような運転をしたときに燃費が良くなるのか、あるいは悪くなるのかを知ることは
経済的に乗るための第一歩である。
ムダなアイドリングを避けることは燃費を改善することになるし、エコロジーの観点からも、また、限られた石油資源の
有効活用のためにも重要なことである。
平均燃費を記録しておくことは、車の調子のバロメーターでもある。
2008.7.20.
ソーラーカーとは太陽光を光電池で電力に変換し、モーターを回して走る自動車である。
つまり、太陽光が利用できる晴れの状態なら、そのままソーラーセル(太陽電池)の電力で走行でき、
夜間や雨天の状態に限り蓄電池で走行するものだ。
以前ソーラーカーのイベントに出かけてみた。メカニズムを見ると、ソーラーセル(太陽電池)は
装着されているが、太陽電池の能力は蓄電池を充電するにも足りず、実際にはソーラーカーを走らせる
前にコンセントに充電器を繋いで充電していた。
「何だ、ソーラーカーと言いながら単なる電気自動車じゃないか」と呟いたら、それを聞いていた
参加者が電気自動車を研究することでソーラーカーの発展が期待できると反論してきた。
確かにそういう部分もあろうが、ソーラーセル(太陽電池)のみで走行できないとソーラーカーとは
言えない。
裸の王様を「王様は裸だ」と言ってしまったような気がした。
ワンボックス型のクルマの屋根全面にソーラーセル(太陽電池)を装着し、太陽電池のみで走行が可能な
クルマの開発は可能だと思う。
高性能のソーラーセル(太陽電池)と高性能のモーターの開発が鍵だろう。
2008.7.7.
最近新聞の投書でもみじマークについて興味のある発言があった。
当初から心配していたように、もみじマークを装着することで車間距離を詰められたり暴言を浴びた人も
あり、もみじマークの装着を止めたという内容。
もうひとつは、その投書を見た若い女性の反論の投書だったが、年配者は右折左折の表示が遅いなど
運転動作が鈍いので、もみじマークの装着に大賛成という意見。
確かに年配者にトロい運転をする人が多いが、トロい運転をするのは老齢者に限らない。
最近でこそ上手い運転をする女性が多いが、方向指示をしないで突然右左折したりするのは
やはり女性に多い。それなら「♀マーク」を付けたらよいのではないかと反論したくなった。
いずれにして「年寄りマーク(もみじマーク)」、「♀マーク」などというのを装着するのは
やはりおかしいと思うのが正常な感覚であろう。
2008.6.30.
新しいコンセプトの車を提案したい。
つまり、着座姿勢を高くして、都心での使い心地の良いクルマである。
アンダーエンジン型のワンボックスのダブルデッカー(2階建て) にする。
エンジンが下にあるので重心が低く安定する。ハイブリッドにするなら重い電池を下に置くので
さらに重心の点でも都合が良い。車体はモノコックで軽く作り、サスペンションも乗用車のものとする。
ボディは完全な二階建てにするのではなく、観光バスの荷物室のように階下は大きな荷物室に
して左右から荷物を収納できるようにする。重い荷物や嵩張るものも簡単に収納できる。
また、仮眠できるような簡易ベッドを備えれば週末のオートキャンプにも使用できる。
ボディサイズは5ナンバーで収まるようにする。
オフロードは走らないので最低地上高は低くてよい。その分を有効活用するために独立懸架として
直径の小さなタイヤを使用する。
イメージとしてはエスティマのようなアンダーエンジン車を少し小さくして、グッと嵩上げして
階下に荷物室を作るイメージだ。
車高が高いので、立体駐車場で駐車できなくなるが、これは今のRV車でも同じだ。
着座姿勢が高く、優越感を感じられて、しかも実用的な車になると思う。
どこかのメーカーが商品化してくれないものかと思う。
2008.6.29.
オフロード仕様のRV車に乗っているのをよく見かけ、あれでは狭い道も走りにくいし、
小回りも効かない。都心の狭い駐車場でも困るだろうし、車体が大きい割に室内は狭いし
良いことは何も無いので不思議だった。
何かの機会に知ったのだが、RV車に乗るひとの喜びはあの高い着座姿勢で優越感を感じることだと
いうことを知って、なるほど、それが魅力でRVに乗るのかと判った。
着座姿勢が高いと優越感を感じられるというのは理解できないこともないが、優越感から乱暴な運転を
されてはかなわない。
高い着座姿勢のために遠くの視界も良いのは最近の高速道路が目隠しされていることを考えると利点だが、
その反面、車の足元は判りにくいので微妙な幅寄せをするときには難しいという弱点にもなる。
2008.6.29.
丸頭のビスならバイスグリップレンチで横から締めて無理やり回して取ることも可能。
裏側にナットがあればナットを切り落としても良い。
袋になった部分にねじ込んだ皿頭のビスの場合は溝が潰れると苦労する。
そんなときに試してみたいのは特殊ドライバーだ。
トーコマという会社が作っているエアロビクス2というドライバーは特殊な形状の刃先を
持っており、これを叩き込んで回すと頭の潰れたビスもたいてい取り外すことが出来る。
プラスネジ用は刃先がアルタープラスと称するニ枚刃形状のプラス対応刃先で適正サイズの
ネジに対しての食い付き性能が飛躍的に向上しているためにプラス用の四枚刃ドライバで
つぶしたネジも底部の残存溝を使って回すことができる。
二枚刃でニ方向だけにトルクをかけるために万位一失敗してももうひとつの方向の溝は
完全な状態で残っているためにそちらで取り外すことも可能。
マイナスネジ用はアルターマイナスと呼ぶ中央部が凹形状の刃先を持っており、凹形状に
なることで、両サイドの鋭利な刃形を有し、作業軸が狂わず、トルクが十分掛かるように
なっている。またマイナスネジ用というものの刃先の両端外部はプラスネジ用刃先角度が
ついているので、叩き込むことでプラスネジの頭の修復にも使用できる。
貫通型でありながら絶縁性能もあり、叩きこむ力を集中伝達させるボール・ジョイント・
システムを内蔵している。
軸部はレンチをかけても廻せる角軸タイプでクロム・バナジューム鋼ハードクロム・メッキ
仕上である。
使用方法はハンマーで潰れたビスの頭に叩き込み、その状態で押し付けながら軸にレンチを
かけて回すと良い。
金属の場合で錆付いてビスと締めつけているものが一体化してしまっている場合はどうしようも
ないが、頭の潰れた木ネジで取り外せなかったことは無い。
ワンセット工具箱に入れておくと心強い。
ホームセンターで扱っているところは少ないがネットで直接購入できる。
http://www.tokoma.co.jp/zaps_framepage.htm
エアロビクス・ドライバーにはいくつか種類があるがエアロビクス2がお勧めである。
なお、皿頭ビスの溝が潰れた場合、その他の取り外し方としてはポンチを隅の方に当ててハンマーで
小刻みに叩いて取り外す方法、センターにドリルで穴を開けてエキストラクターという逆ネジの
工具をねじ込んで緩める方法などがある。
2008.6.22.
ポルシェなどにも白色の内装のクルマがあるが、きっとすぐに汚れるだろうと思う。
黒色など暗色のものも汚れないのではなく、汚れるのは同じでも汚れが目立たない。
白色なら汚れが目立つだけでなく、いくら綺麗に保とうとしても汚れるだろうし、
汚れを落とそうとしても汚れが取れないのでないかと思う。
薄汚れた白など見るに堪えない。
余計なお世話かも知れないがメンテナンスがやはり大変だろうと心配になる。
運転時の光の反射などを考えると、室内はやはり暗色のクルマが運転しやすいと思う。
もっとも白い内装のクルマのオーナーは内装が汚れたらそっくりと車を買い替えるのかも知れない。
2008.6.21.
どうか疑わしいケースも多い。
陸運事務所に行くと登録事項等証明書というのを有料で入手することが出来る。
登録事項等証明書は原則として所有者でないと申請できない。また申請者の本人確認が求められる。
登録事項等証明書には2種類あり、現在記録と保存記録がある。
現在記録には現在の所有者が記載されており、書式は違うものの車検証と内容は同じである。
保存記録には新車登録時から、所有者が代わるたたびになされた移転登録の記録が全部出てくる。
つまり過去の所有者名と住所、登録ナンバー、登録日などすべて明らかになる。
これまでに何回転売されたのか、途中で一時使用中止(抹消登録)の時期があったのかどうかなどすべての
記録が出てくる。
申請には登録番号の他に車体番号の下7桁、あるいは車体番号全桁が必要である。
手数料は記録の枚数によるが、転売回数が少ない場合は1000円。記録が1枚多くなるごとに300円追加なので、
転売回数が多くても1600円程度であろう。
高価な中古車を購入する場合には、契約前にこの書類を売主に要請すると良い。
フェラーリなどの登録事項等証明書の保存記録を請求すると有名人が旧所有者だったたとが判明することが
あるかも知れない。
もし、売買契約前に登録事項等証明書を売主が準備できないのであれば、売買契約書にワンオーナーで
無かった場合の損害賠償特約をつけておき、購入後自分の名義になってから登録事項等証明書を入手し、
もし、ワンオーナーで無かった場合には損害賠償を請求するなどというように利用出来る。
2008.6.20.
こんなことは昔の車検場では決してみられなかった光景だ。
車検場、つまり陸運事務所は役所の中で最も対応の悪いことでは有名だった。
独立行政法人になったためなのか変れば変るものだと嬉しい驚きだった。
昔はユーザー車検に行くと、車検は業者がするもので素人が車検をやるものではないと言わんばかりの
対応で、係員の嫌がらせの嵐だったので、こちらも構えて出かけたものだが最近は非常に親切だ。
代わりに受験者の態度が悪くなっているようだ。
前回ユーザー車検に行ったときに、「針金で修理したり、ガムテープで仮固定したもの、また、軍手や
ウエスなどをマフラーに押し込んで消音を図ったものは不合格とします」と書いてあった。
確かに車検を通すウラ技としていろいろあるが、針金やガムテープは当然ダメだろうと思った。
今回は、「再車検の場合には車体番号の確認をします」という掲示に気付いた。
車検のときに車体番号の確認は当たり前だろうと思ったが、良く考えると、わざわざ「再車検の場合に」
と書いてあるところを見ると、不合格になった場合に違う車両を持ち込んで検査ラインを通して合格印を
得た者があるらしい。これはウラ技というより違法な車検である。
車検場の係員は良くなっているが受験者に悪い奴が増えているのかも知れない。
特にいかがわしい車検代行業者が問題だろうと思う。
2008.6.18.
オイル量が少ないのかと思ってオイルスティックを調べた。
ややオイルの量が少ないだけだがこの程度で警告灯が点灯するとはこのクルマのオイル警告灯は
えらく敏感だなと思いながらオイルを1リットルほど補充した。
しばらく走るがオイルの警告灯が消えない。
オイルの量は十分だから、これはきっとオイルの警告灯のセンサースイッチが不良なのだろうと
思いながら走っていると、カムの音が一瞬やかましくなったが、しばらくすると異音も消えて
静かになった。
さらに走るとカムの音がふたたび喧しくなり、これは完全に油圧系の異常だと確信してエンジンを
止めた。オイルポンプの異常か、オイル経路の詰まりだと思われた。
オイルポンプはエンジンの心臓部であり、最近の車ではトラブルがおきることは極めて少ない。
このエンジンのオイルキャップを取って良く観察するとオイルキャップの裏にバターのような黒い塊が
付着していたのでオイルの詰まりと確信した。
オイルが劣化して固まり、オイル経路に梗塞を起こしたものと推測した。
どの程度走行するとオイルが劣化するのかは定説が無い。レースなど過酷な状況で走行したり、
オイルが酸化するような状況だと劣化するという。
オイルには潤滑作用の他にシール作用、清浄作用とか冷却作用とかいろいろな役割があるが、
オイルの劣化とは主として潤滑性能が低下することを意味しているものと思っていた。まさかオイルの
通路を塞ぐような固化が生ずるとは知らなかった。
異常を起こしたこのクルマは8万キロくらいの走行をしている車だった。恐らく新車からオイルの
交換無しで、継ぎ足ししながら走ったのかも知れないし、長期間のチョイ乗りでエンジンの暖気が
不十分でオイルが水分を含み乳化してバターのように変化したものと思われた。
神経質にオイルを頻繁に交換する必要は無いだろうが、オイル交換は最長2万キロで交換しないと
いけないと思う。
2008.6.7.
運転しない人のシートは安楽椅子でも良いが、運転には緊張感を保つ必要がある。
安楽のあまり運転者が居眠りしては困る。
運転席のシートは安楽椅子とは違う。
運転席は快適でありながら、緊張を保てるようにやや固めのシートが好ましい。
運転席だけ違った構造のシートを装着したクルマが出ても良いと思うのだがまだそんなクルマに
出合ったことが無い。
ひところ酷い肩こりに悩まされていたことがあったが、シートをレカロに交換してから肩こりが
ピタリと治った。
どうやら旧車のシートがヘタっており、骨盤が左右傾いているような状態で座っていたらしい。
無意識にそれを是正しようと無理な姿勢をしたために肩こりとして症状が現れたらしい。
レカロに交換してから体調はすこぶる良い。しかも長時間運転しても疲れない。
12時間以上ぶっ通しで運転しても腰や尻が痛くなることは無い。
我が家のクルマのシートはすべてレカロにしてある。
レカロのもうひとつ良いところは布張りであることだ。
適度な通気性は日本の高湿度に適している。
最近の高級車には革張りのシートがついているが、革張りは汗を吸わないし、滑るのでクルマの
座席には革張りは適当ではない。
2008.6.4.
レクサスなどはカバーを外さなくても点検できるのはオイルレベルゲージとブレーキオイルくらいだ。
どうしてそんな化粧カバーがついているのか、エンジンは隠さねばならないほど外見が醜いものでも無いし、
見せては恥ずかしいものでもない。 ましてや見せてもワイセツ罪に問われる心配も無い。
カバーがあるおかげで整備に手間が掛かる。ワンタッチで外れればよいが、何本もビスやナットを外さねばならない。
プラグの点検のためだけにエンジンカバーを外さないといけない車種もある。
唯一考えられるのはカバーが遮熱と遮音のために役立っていることなのだろうか。
余計なところにプラスチックを使い、将来のゴミを作っているような気がしてならないのだが。
2008.5.23.
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2007年6月20日に公布された道路交通法の一部を改正する法律(平成十九年六月二十日法律第九十号)等により、
2008年6月1日より、七十五歳以上のものが高齢運転者標識を付けないで普通自動車を運転することが、
道路交通法第七十一条の五第二項により禁じられることになり、違反すると高齢運転者標識表示義務違反に
問われることとなった。この禁止規定に違反する罪を犯した者は、二万円以下の罰金又は科料に処せられる
可能性があり、過失によりこの禁止規定に違反する罪を犯した者も同様に、二万円以下の罰金又は科料に
処せられる可能性がある。ただし、無免許運転や酒酔い・酒気帯び運転等で無い場合は、高齢運転者標識
表示義務違反は、交通反則通告制度の対象であり、検挙された違反者には4,000円の反則金の納付が通告される。
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2008年5月31日までは、表示は努力義務となっており、表示しないことによる罰則等はなかったのだが
これからは罰則が課せられるという。
年寄りの事故が多いが、周りが注意しても防止できない事故、つまり、アクセルとブレーキの踏み間違いや、
高速道路の逆行が多い。
枯葉マークを見たら危ないから逃げろというつもりなのか趣旨がさっぱりわからない。
自らが高齢者であるとの表示を強制することによって、事件に巻き込まれる等の危険性が増えるリスクが
考えられる。
たとえば枯葉マークをつけたタクシーなどタクシー強盗のカモです、と表示して走っているようになる。
また、女性など自ら75才以上です、と表示するようなマークを強制的に取り付けることを嫌う人も
多いだろう。
最近個人情報の尊重が言われているが、75才以上です、と年齢を表示しながら走るようなことはどう考えても
おかしい。
日本は狂っている。
2008.5.21.
青い発光ダイオードが5列ずつ点滅している箇所が数か所ある。
急カーブのある危険な場所ではなく、僅かに上り坂であり、何のために点灯、しかもわざわざ
点滅させてあるのか全く理解に苦しむ。発光ダイオードの光だから目を刺激するような嫌な光である。
ライトアップが流行っているが、これは余計な電飾である。高い通行料を徴収しながら余計なところに
費用をかけないで欲しい。
どうして目を刺激するような嫌なライトを装備しているのかとNEXCO西日本高速道路株式会社に
問い合わせをしたら、次のような回答があった。
「青色灯火の目的は、青色の連続するLEDを点滅させることによって、運転している方に「この先で
工事を実施していますので、渋滞や速度低下に注意してください。」と注意喚起をさせていただいて
いるものであります。また同時に、LED標識板では「この先・工事中」と、文字による標示も実施させて
いただいていおります。この区間では、特に夜間の交通事故の発生が多くなっており、関係機関等にも
相談の上、このような注意喚起手法をとらせていただいているところです。現在、これらの対策効果について、
検証や分析を実施しています。」
青色の連続するLEDを点滅させることによって、ドライバーに工事の注意を喚起しようとしているとは
知らなかった。
そのような目的とはどこにも書いて無いし、NEXCO西日本高速道路株式会社のホームページにもサービス
エリアにも掲示がないので誰も知らないだろう。
青色灯火の点滅が工事の予告信号であるとドライバーに周知徹底しなければNEXCO西日本高速道路株式会社だけが
勝手に自己満足でやっているだけになってしまい、効果も現れないに違いない。
2008.5.18.
その後道路特定財源、つまり「緊急かつ計画的な道路整備」のためという理由で
25.1円/L上乗せされた経緯がある。
上乗せは暫定的な処置であったが、暫定といいながら30年余りも余分に取られてきたが
暫定規則の期限が2008年3月末に切れて4月から販売価格が下がっている。
「計画的な道路整備」というのはドライバーが皆望むものだが、実際には道路整備という
大義名分のもとに業者だけでなく、利権団体や役人が税金上乗せ分の1兆4000億円(年間)
という巨額な金額を食い物にしてきたところに問題がある。
上乗せの暫定特別税がなくなり、ガソリンが安くなったと喜んでいたが、再び暫定特別税が
加算されることが国会で決まった。
30年余り「暫定」でやってきて、今再び「暫定」とはどういうことなのか。
正式に決定してガソリン税を、環境保護のためや代替エネルギーの開発のために使用するというなら
上乗せされても文句は言うつもりがないが、官僚や業者に食い物にされるのは納得できない。
もうひとつの問題は、ガソリン税にも5%の消費税が上乗せ課税されていることだ。
つまり、加算された税金に対してさらに税金を払っていることになる。二重課税はどう考えても
理屈に合わない。
日本人はおとなしすぎる。もっと声を上げようではないか。
2008.4.23.
このような車に乗るとつい前の車を追い越してさらにアクセルを踏み込ませる。
かと思うと、スポーツカーに分類されるクルマでもトロトロとのんびりとマイペースで走りたくなる車もある。
乗馬をすると馬の性格により、やはり違いが出てくるという。
生き物ではないがクルマにも性格があるのではないかと思う。
2008.4.2.
機能よりもデザインや単なる好みを優先してクルマをチョイスする人が多いということに気づいた。
そのような人とは価値観が違うので話がまったく噛み合わない。
安全性や経済性、快適性などまったく関係なく、ただ単に形が気に入った、ブランドが気に入った
ということでクルマを選ぶ人があるのには驚く。
鞄の製造から始まったルイ・ヴィトンから先日は靴やら何やら新製品が出ていた。
今にルイ・ヴィトンの紋章模様の車が販売されるかも知れないし、実際に販売したら爆発的に売れるのかも。
ブランドやファッションで車を選ぶ人たちから見るとクルママニアが性能や機能を重視して選ぶ感覚が
理解できないのだろう。
多様化した社会での価値観の多様化がますますクルマのモデルを多様化させる。
2008.3.30.
ヘッドライトが目で、グリルが顔である。昔はライトがすべて円形であり、クルマの表情も
穏やかだった。
その後角型ライトになり、最近は異型ライト全盛である。
ニッサン車のライトの表情はゴーン社長の眼と類似性があるような気がするのだが〜。
異型ライトになってから各メーカーとも目が釣りあがり獰猛で威嚇するような表情に
なっている車が多い。
世の中が殺伐としてきたことと時を同じくしているような気がしてならない。
釣り目で獰猛なマスクの車を運転すると自覚しないままに自然に凶暴な運転をしている
のではなかろうか。
車の表情を穏やかにしたら交通事故は減るのではないかと思う。
旧車が好まれるのは旧車は皆丸目のヘッドライトで穏やかな表情だからかも知れない。
新型のフィアット500は丸目で和み顔で、こちらも笑顔になる。
旧モデルの印象を残しながら現代風に生まれ変ったデザインは素晴らしい。
ルパンV世も喜んでいるに違い無い。
2008.3.28.
「左側の走行車線に移って道を譲ることである」
道を譲るのが嫌なら
「追いつかれないようにそのまま加速して速度を上げて走る」
この二つしかチョイスが無いはずだが、センターライン寄りの道路をいつまでもトロトロと走り
後ろから来る車を妨害しながら走る車が多い。
意識して妨害しているのだとしたら許されないが、恐らく後ろを全く見ないで走っているのだろう。
トロトロ走る車は流れをスムースにして渋滞の緩和になるよう道を譲って欲しい。
道路交通法の観点からは道を譲らない車には二つの点で問題がある。
簡単に言えば、第二十条に[車両は左端の車両通行帯を通行しなければならない]ことが定められており、
[右側の車線を走り続けること自体が違反]である。
また第二十七条には(他の車両に追いつかれた車両の義務)というのが明記されている。
簡単に言えば、[追い越しを妨害しないこと]が定めてある。
つまり、追いついた車両が追越しできない状況にしてはならないし、仮に追い越しに困難な1車線の
道路であっても、追いつかれた車はできる限り道路の左側端に寄って[追いついた車に進路を譲らなければ
ならない]と定めている。
追いついた車が追い越しを開始したら、追い越しが終わるまで追いつかれた車両は速度を増しては
ならないことは当然である。
高速道路ではセンターライン寄りの車線は追い越し専用車線とされており、追い越し以外の状況で
走るのは許されない。渋滞時に右側の車線を走るのは黙認されているが厳密にいうと違反らしい。
2008.3.14.
電解液比重が1.240以下(20℃)に低下した(充電不足)状態でバッテリーが凍結し、バッテリーが破損して
起動できなくなる。
比重約1.290(20℃)のときが一番凍結しにくく、−75℃付近まで冷えないと凍結しないが、それより比重が
高くても低くても凍結しやすくなる。
バッテリーの完全充電時の電解液比重は1.280(20℃)であるから凍結しにくいが、放電して比重が
1.100(20℃)くらいに低下すると、その氷点は−10℃前後となり、凍結しやすくなる。
電解液が凍結するとバッテリー内部の電極板を破損するから、バッテリーを放電したままで放置しないで、
冬季は必ず完全に充電した状態にしておくことが必要である。
2008.2.26.
劣化したバッテリーだと昨日まで調子よく始動していたのに、冷え込んだ朝にはセルモーターが
ウンともスンとも言わなくなる。
仕方なくクルマを置いて出かけるハメになる。
気温が下がるとエンジンオイルの粘度が増加し、クランキングにより大きいトルクが要求される。
夏に比べて冬は1.5倍ほど余分に力が要るとされており、零下15度になると2倍のパワーがないと
エンジンが始動できないとされている。
一方バッテリーは化学反応に基づいてパワーを出するため、気温が低下すると化学反応が鈍化してパワーが
急激に低下する。
寒いとガソリンも気化しにくくなり着火しにくいために一層始動しにくくなる。
夏に比べて冬季はバッテリーのパワーが3割ほど低下し、零下15度になると半分以下に低下するといわれている。
冷えた朝に始動しなかったバッテリーでも昼頃になって念のためにとセルモーターを回すとあっけなく
エンジンが始動するということがある。
これは昼になって気温が上昇し、オイルの粘度も多少下がり、バッテリーも気温が上昇したためにパワーが
出るようになったからである。
この仕組みを知っていれば、寒い冬の早朝にエンジンが掛からなかったときには、バッテリーを温めてやることで
始動に成功することがある。
熱めのお湯、手を突っ込むと熱い程度の温度(50度くらいが良い)のお湯を沸かし、バッテリーの周囲にタオルを
巻きつけておいてそこにこのお湯を注いでバッテリーを温めるとエンジンが始動できることがある。
沸騰した熱湯を直接掛けるとバッテリーが破損するし、電気系統がショートするので注意が必要なことは言うまでもない。
バッテリーが弱っていることがわかっているなら前夜からホカロンなどの使い捨てカイロをバッテリーの周りに
巻きつけておくのも有効である。古い毛布でバッテリーを覆っておくのも有効である。
そもそもバッテリーが弱いという状態はバッテリーの寿命が近い場合が多いが、もうひとつの可能性は、バッテリーは
良好でも充電系統が壊れる予兆であることもある。
つまり、オルタネーターのブラシやダイオードが不良になっており、そのために充電不足を引き起こし、一見バッテリーが
弱っているように見えることもある。
バッテリーを交換したので安心だと思っていたら、急にオルターネーターが壊れて立ち往生ということになりかねない。
バッテリーの性能が低下したときは、充電系統の壊れる予兆かも知れない。
2008.2.22.
不用意にウインドウウォッシャーを作動させると、ウォッシャー液がガラスの表面で一瞬に凍りつき、
さらに酷い有り様になる。
ウインドウウォッシャー液の成分にはアルコールが入っているので、ウォッシャー液の凍結温度は
低くなっているはずだが、冷え込んでいるガラスの表面で瞬間的に氷になってしまう。
そんなときに重宝しているのは、解氷スプレーである。これを窓の上の方を横に吹き付けると瞬間に
溶け出してすぐに視界が確保できる。
非常に冷え込んだときにはウインドウウォッシャーが凍結して作動しないこともある。
エンジンルームが温まればウインドウウォッシャー液が溶けて作動するようになるが、それまでにウインドウ
ウォッシャーを使いたいときもある。
ウォッシャー液の濃度を高くして凍結防止対策をしておくことが必要だ。
安物のウォッシャー原液はアルコール濃度が低いので簡単に凍る。購入するときにはアルコール濃度を確認しておくと良い。
市販のウォッシャー原液をそのまま投入するか、アルコールを追加しておくと凍結が防止できる。
追加するのはメタノール(メチルアルコール)が良いが入手できない場合はエタノール(エチルアルコール)でも良い。
霜は空中の水分が凍るものだが、やはり上から降ってくるようで、屋外だと窓が真っ白になるのに、カーポートの
下などだと吹きさらしでも窓に霜がつかない。
屋外に駐車するときには前夜に新聞紙をフロントウインドウに被せておくと翌朝霜が無いフロントウインドウで
快適に運転が出来る。
また、寒冷地では鍵穴にキーが挿入できないとか、ドアのパッキンが凍ってドアが開かないなどのトラブルがある。
事前にドアの周囲のパッキンや鍵穴にCRCを吹き付けておくと良い。
2008.2.20.
排除命令(不当な表示の禁止など)を行なった。商品の燃費向上に合理的な裏付けがなかったという。
公正取引委員会によると対象商品はいずれも、錠剤や液体を自動車の燃料や冷却水に混入させたり、
給油口や燃料パイプ、吸気装置、バッテリーなどに金属製ストラップや磁石を取り付けたりして
使用すると自動車の燃費が向上するとし、「燃料を細分化し燃焼効率を向上」「セラミック鉱石の作用で
燃費を向上」「マイナスイオン、微電流の効果により、燃料の燃焼効率をアップ」などと表示されていた。
公正取引委員会は表示の裏付けとなる合理的な根拠の提出を19社に求めた。
19社の中にはかなり有名な会社も含まれているが、これらの会社は資料を提出し、公道での自社テストや
運送業者に使ってもらった結果などを根拠としたが、実際の走行試験の走行条件などが書かれていないなど
不備があったり、原理について検証不可能で合理的な説明がなかったりしたため、公取委は、自動車工学の
専門家に意見を求めたうえで、「道路状況やアクセルの踏み方などで走行条件が変わるため、合理的な根拠とは
認められない」と判断し、合理的な根拠があるとは認められない不当な表示の商品であると結論づけた。
●ソフト99コーポレーション『ギガスマルチパワータブレット』
●奈良健康堂『ランナップ』
●ル・モンド『エコストラップ』
●ニッポンエミール『ハイオクくん』
●ニューイング『燃良太郎』
●オージーシステム『ハイパーグローブ』
●コムテック『マグチューン』
●ZERO-1000『パワーネオプロフェッショナル』
●すばるメディア『起爆水』
●ピエラス(卸売)『起爆水』
●高野自動車用品『サイクロン3』
●インテークマジック『インテークマジック』及び『アウターマジック』(セット販売)
●バッファロー『フューエルバンクEVO. II』
●コアーズインターナショナル(卸売)『フューエルバンクEVO. II』
●リッツコーポレーション『リッツパワーシフトMS-001』
●リッツソリューション(卸売)『リッツパワーシフトMS-001』
●サン自動車工業『ホットイナズマポケット』
●スカイフィールド『ネオソケットエコ』
●レミックス『エコサンダー』
公取委の排除命令に対し、大半の会社は、表示の改善や、商品の回収を進めることを明らかにしたが、
数社は「燃費向上の効果はある」と反論して審判で争う構えだが、とても検証可能な根拠を示すことができるとは
思えない。
燃費改善で懐具合が良くなることを期待しても、高いインチキ商品では懐具合が悪化するだけだ。
市販燃費改善を主張する製品で明白な効果を証明できるものには今まで出合ったことが無い。
燃料や冷却水に混入させる製品、給油口や燃料パイプ、吸気装置、バッテリーなどに器具や磁石を取り付ける同種の
製品もすべて効果が無いと思うべきである。
燃費向上を謳うインチキ商品にムダな費用を使わないようにしよう。
2008.2.9.